おまけ
十四郎と銀時は牧場の外れにある、今は使われていない小屋にやってきました。
「ここなら大丈夫だな」
「あ、あの、十四郎さん…」
「何も心配しなくていいぞ。ほら、ここに寝て…」
「あ、はい…」
銀時は十四郎の指した干し草の上に寝転がりました。十四郎は銀時の横に膝を付いて座り、唇を重ねます。
「んっ……んうっ!!」
十四郎は唇を合わせたまま銀時の股間を撫でました。
銀時のモノは既に張り詰めていて、十四郎が少し触れただけで達してしまいました。
「悪ィ…先に脱がせときゃ良かったな」
十四郎は下に移動して、銀時のトラ柄のパンツを脱がせます。
「と、十四郎さん…」
銀時は恥ずかしそうに足を閉じましたが、その間にあるモノは未だ硬く反り返っています。
十四郎はそれをそっと握りました。
「一回出したくらいじゃ治まらねェか…」
「十四郎さん…あっ、ああっ!!」
十四郎が手を動かすと銀時のモノは瞬く間に弾けますが、一向に萎える気配はありません。
十四郎は銀時の胸あてを上にずらして胸の飾りに吸い付きました。
「えっ、やっ…ああぁっ!!」
銀時はこれまでよりも強い快楽によって達しました。
「十四郎さん、俺…ミルクなんて出ませんよ」
「フッ…んなこたァ分かってる。でもよ…ここ触られると気持ちいいだろ?」
「あっ…は、い…」
十四郎は銀時の右胸を舐めながら、左手で左の胸を、右手で一物を刺激しました。
「ああっ!…あ、はっ……ああっ!!」
銀時のモノは達した直後に一旦萎むものの、またすぐに復活します。十四郎は銀時の足の間に移動しました。
「と、十四郎さん…?」
「もっとヨくしてやるからな」
「あ、あの…えっ?ヤダっ…そんなとこ、見ないでください…」
十四郎は銀時の足を大きく広げて後孔を露わにさせました。
「この奥にイイところがあんだよ」
「そんなとこ…きたな…んうっ!」
銀時の抵抗より早く、十四郎は指を一本ナカへ入れてしまいました。その時、銀時の瞳から大粒の涙がポロポロと
零れ落ちました。十四郎は急いで指を抜き、銀時に謝ります。
「銀時、すまなかった!」
「俺…ヒッ…やだ、て…」
「ああ…本当に悪かった。お前を気持よくさせるなんて言っておいて…実を言うと俺が我慢できなかったんだ」
「我慢、て?」
「お前と、早く交尾がしたくて…。俺は発情期でもねェのに、おかしいよな…」
「交尾?雄同士でも交尾ができるんですか!?」
銀時は勢いよく起き上がりました。
いつの間にか涙は止まっていて、瞳は普段よりも煌めいているように見えます。
「ああ。さっき指を入れた所を使えば…。だが、お前が嫌なら…」
「分かりました。…じゃあ、続きして下さい」
「えっ…」
銀時は再び横になると、十四郎の前で足を開きました。
「銀時、お前…」
「俺、十四郎さんと交尾したいです」
「本当にいいのか?無理しなくていいんだぞ」
「さっきは何も分かんなくて泣いちゃったけど…交尾できるなら、頑張ります」
「そうか…なるべくそっとやるからな」
「はい。お願いします」
十四郎は慎重に指をナカへ入れていきます。銀時の負担にならないようにゆっくりと。
* * * * *
「あぁんっ!と…十四郎さんんっ!!」
「ここ…そんなにイイか?」
「はあぁっ!!」
十四郎の二本の指が銀時のナカで動くたび、銀時のモノから白い液体が飛び散ります。
艶の増した銀時の姿に、とうとう十四郎は我慢の限界が訪れました。
「銀時…もう、いいか?」
「なに、が?」
「もう我慢できねー…」
「あっ……いいですよ」
ワンピースを脱ぎ捨てた十四郎の股間の変化を目の当たりにして、銀時は十四郎が何をしたいのか悟りました。
十四郎はワンピースと同じ柄の下着も脱ぎ、銀時は四つん這いになって十四郎に下半身を向けました。
「いくぞ…」
「はい」
十四郎は銀時の入口に自身を押し当て、ぐっと腰を進めました。
「んうっ!」
「痛いか!?」
「へーき、です…」
銀時は平気だというものの、痛がっているのは明らかです。十四郎は前に腕を回し、銀時のモノを擦りました。
「あぁっ!…はっ、ああっ!!んっ…はあんっ!!」
「銀時…全部入ったぞ」
「ああっ…えっ?ほっ本当、ですか?」
「ああ…銀時のナカ、最高だ…」
「…十四郎さんも、気持ちいい?」
「ああ。すげェ気持ちいい。…動いてもいいか?」
「はい。…あっ、ああっ!!」
愛する者と一つになれた喜びと快感で、銀時の体は震えが止まらなくなりました。
「ひああっ!!」
「銀時…大丈夫か?」
「だい、じょぶっ…十四郎さん、そこっ…いいっ!」
「…こうか?」
「ああぁっ!!」
言われた通りにナカを突くと、銀時は背を仰け反らせて達します。十四郎は更に律動を激しくしました。
銀時のモノからは白濁液が止めどなく溢れ、干草の上にポタポタと垂れています。
「ああっ!…はあんっ!ああっ!!」
十四郎は銀時を後ろから抱き締めるようにして身体を密着させました。
「銀時…イッていいか?」
「はあっ…いいっ!と、しろーさん…きてぇ!!」
「ぎん、ときっ!!」
「…っあああっ!!」
自分のナカに十四郎の精液が注ぎ込まれたのを感じ、銀時は心から満たされて達しました。
繋がりが解けると、銀時は体の向きを変えて十四郎に抱き付きます。十四郎も銀時を抱き締めました。
「十四郎さん…」
「…満足したか?」
「あっあの、その…」
「まだ出し切れてねェか…。じゃあ、少し休んだら続きな?」
「はいっ」
銀時は十四郎に回していた腕に力を込めました。
(こんなに愛しいトラもいるんだな…)
甘えるように自分に抱き付く銀時を見て、十四郎はそんなことを思いました。
二人は暫くの間、幸せを噛みしめるように抱き合っていました。
(10.08.02)
今更ですが…字だけじゃウシトラなのか何なのか分かりませんよね。背景も通常の二人だし^^;それから、本編アップから結構経ってしまったのでお忘れかもしれませんが
この十四郎は長髪です。リボン付けてます(笑)。リボン付きウシに攻められるトラ(胸当てのみ着用)…そんな絵が見てみたい。…どなたかお願いします(笑)!
本編の感想いただいて思ったのですが、土銀派の方はこの二人を「丑寅」と呼び、銀土派の方は「寅丑」と呼ぶんですよね。…私はどう呼べば?丑寅丑?寅丑寅?
ちなみにお題の説明書きにある「ウシとトラ」は年の順です。それから、ナチュラルに後背位なのは獣だからです(笑)。イキまくりなのも獣だから(笑)。
リバOKの方は続き(銀土版)をどうぞ。続きといってもただヤるだけですけど^^;→★
土銀派の方は、これで「めでたしめでたし」です^^ ここまでお読み下さりありがとうございました。