土魂 第五訓(土銀版):お誕生日ありがとう


銀時は自分の身体に何が起こったか理解できないでいた。


「えっ?やっ、なに!?」
「すげェ…本当に出るんだな…」
「出るって…えっ?」
「潮吹き」
「し、お…?」
「ああ、そうだ」
「えっ…ひあぁっ!!」


土方がナカの指を少し動かすと、銀時の先端から再び透明な液がピュッと出た。


「まだまだ吹けそうだな…」
「もっ、やめ…」
「何言ってやがる。…これからが本番だろ?」
「えっ……いやあぁぁっ!」


ズルリと指を抜き取り、土方は猛った己の欲望を銀時の奥深くに穿った。
叫ぶように喘ぐ銀時の目から涙が零れる。


「ひああっ!やだあっ!」
「はっ、すげェ…絡みつくみてェだ」


土方は銀時の涙を指で拭いながらも腰の動きを止めようとはしない。
銀時の痴態に我慢の限界が来てしまったのだ。


「やあっ!…はあっ!ああっ!!」


土方が動く度に銀時のモノから透明な液が飛び出す。
蠢くナカを土方は夢中で突き進んでいった。


「ああっ!ああっ!…ひあぁっ!」
「くっ…やべェな」
「ああっ!!」


限界を感じた土方は、同時にイクため銀時のモノを扱き始めた。
銀時は背を仰け反らせて嬌声を上げる。


「やだっ!もうっ…やだあっ!!」
「一緒にイこうぜ、銀時…」
「やあぁっ!やだっ、もっ…うぐ、ああっ!ひぃっ…ひゃああぁっ!!」
「くっ!!」


ビクビクと身体を痙攣させて銀時は白濁液を放出し、土方も銀時のナカに吐精した。



*  *  *  *  *



「………」
「ん?起きたか?」

昼近くになって銀時が目覚めると、土方に腕枕をされていた。

「身体、大丈夫か?」
「…大丈夫じゃねェ。オメーのせいで、まともに動かねェよ」
「そうか…じゃあゆっくり寝るといい」
「…オメー、仕事は?」
「こういう事もあろうかと、休みにしておいた」
「ケッ…」

本当は腕枕から離れたかったが、激しい情交の疲れから身体が動かなかったので
銀時は首だけ土方と逆方向を向いた。

「怒るなよ…悪かった。久々だったからつい…」
「久々だから、激しくなるのは予想してたけど、でも…」
「でも?潮吹きがダメだったか?」
「ああ、あれは驚いたな。でも別に、それで怒ってんじゃねェよ」
「じゃあ何なんだ?」
「…教えてやらねェ」
「何だよそれ…」
「…(誕生日当日におめでとうって言えなかったから、なんて言えるかっ)」
「おい、銀時…」
「まだ眠いから寝る!」

早口で言って、銀時はギュッと目を瞑ってしまった。

「なあ、銀時…」
「………」
「俺は生まれてきて、オメーに会えてよかった」


土方は銀時の耳元でそう言うと、銀時の唇に自分の唇を合わせた。


(10.05.05)


一応ラブラブですよ^^; 土方さんはちゃんと五日のうちに元に戻れてます。土方さんが戻ったと分かった時、銀さんは時間を確認しようと思ったのですが、その前に襲われてしまいました。

銀さんは五日にきちんと祝えなかったことが不満で、土方さんは銀さんといちゃいちゃできたので満足してます(笑)。ちなみに、第一訓で土方さんが買ったいちごオレは銀土部屋に置いたままです。

代わりにこちらには銀さん(攻め)が買ったマヨネーズが残っています。銀魂にハマったきっかけが土方さんだったので(今は銀さんも同じくらい好きですが)、土誕小説はかなり気合入れて書きました。

…前半ふざけた設定ですが、私にとっては夢のコラボですよ(笑)!銀さん×銀さんは、機会と需要があったらそのうち…。土方さん生まれてきてくれてありがとう。銀さんと末長くお幸せに。

ここまでお読みいただきありがとうございました。 銀土版はこちら

 

ブラウザを閉じてお戻りください