中編


「あ、あのさァ…何で俺、裸にならなきゃいけねェの?」
「今からセックスするからだよ」

土方は「言葉で説明するより実際にヤった方が早い」という結論に至った。
早く教えろとせがむ銀時を浴室へ押し込んでシャワーを浴びさせ、その後自身もシャワーを浴びた。
そして再び銀時をベッドへ転がすと、着ている物を全て脱がせたのだ。
元々そういうつもりでホテルに入った土方は、このまま済崩し的に最後までいたしてしまおうという目論見もあった。

何をされるか分からない銀時は、裸にされて恥ずかしそうに膝を抱えて丸くなっている。

「セックスって…裸になってするものなのか?」
「そうだ。…じゃなきゃ、コンドームをチ○コに被せられねェだろ」
「あっ、そうか。…でもさァ、俺だけ脱いでんのってちょっと恥ずかしいんだけど…」
「分かった。じゃあ、俺も脱ぐから…」

土方も着ている物を全て脱ぎ、銀時をそっとベッドへ寝かせた。

「え、なっ何?」
「心配すんな。オメーはただ横になっていればいい」
「あ、あの…」
「触るぜ」
「えっ…」

土方はそっと銀時の一物を握った。

「やっ…なんでそんなトコ触るんだよ!」
「何でって…セックスの準備だ。ここ、人に触られんの初めてか?」
「当たり前だろ…えっ?やっ、なに?」

土方はゆっくりと一物を扱いていく。

「…気持ちイイのか?」
「違っ…なんか、心臓バクバクいって、体が熱い…」
「感じてる証拠だ」
「感じてる?」
「気持よくなってるってことだ」
「これ、気持ちいいの?」


初めて体験する感覚に、銀時は戸惑うばかりで快感かどうかなど分からない。
だが身体は徐々に反応し始め、土方の握るモノは芯を持ち始めていた。


「ハァ…トシ、俺、なんか…変」
「…どんな感じだ?」
「体、熱いし…心臓、うるせェし…でも、もっと触ってほしい…」
「それが正常な反応だ。…見てみろ。お前のモン、勃ってるぞ」
「たっ…?…えっ!トシ、大変だ!俺のチ○コ腫れてる!」
「違ェよ。勃起っていうんだ。気持ちいいとデカくなるんだよ」
「知らなかった…あぁっ!」


土方は今までよりも速く銀時の一物を扱き始めた。
自身の状態を確認するために体を起こしていた銀時は、急な刺激に再び枕へ頭を沈める。


「やっ、ダメ!変になるぅ!」
「大丈夫だ。…このまま擦ってると、さっき言った精液が出るんだ」
「えっ、何?やっ…やあっ!」


銀時に土方の言葉を聞く余裕はなかった。
自分の体なのにどう反応するか分からず、ただただ土方の手の動きに翻弄されていた。


「やっ!あっ、あっ、あぁっ!」
「…そろそろか?」
「やだっ…なんか、やだぁ!」
「そろそろみてェだな」


土方は空いていた手で銀時の鈴口を刺激する。銀時はいやいやと頭を左右に振った。


「トシっ…もう、やだぁ!」
「もうすぐだ…力抜いてろ」
「…えっ?やっ、ダメっ!もっ、漏れそ…」
「小便じゃねェから、安心して出せ」
「やだやだやだやだやだっ……だめぇぇぇ!!」


遂に銀時は初めての射精を体験した。

目を見開いて忙しなく呼吸する銀時に、土方は自分の手を見せる。


「何、このヌルヌル…」
「これが今、お前から出てきた精液だ」
「これが、せいえき?」
「ああ」
「えっ、今度はなに!?」

再び下へ移動した土方が銀時の脚を左右に大きく開き、銀時の出したモノで濡れた指で後ろの窄まりに触れた。

「…ひゃっ!えっ、なに!?」
「いよいよ本番だ」
「本番って…?」
「セックスするんだろ?」
「えっ…セックスって、こんなトコ触られんの!?」
「ああ。…ちゃんとヨくしてやるからな」
「え…なにが、いいの?…ひゃっ!」

窄まりの皺をクルクルと撫でられ、銀時は驚いたような軽い悲鳴を上げる。
だが嫌がる素振りは見られないため、土方は意を決して指を挿入してみた。

「とっトシ…何して…」
「大丈夫だ。ゆっくり息吐いて、楽にしてろ」
「で、でも、ケツに入れ…」
「痛くねェだろ?」
「痛くはねェけど…」
「なら大丈夫だ」

あらぬ処に指を入れられて混乱状態の銀時に、土方は何度も「大丈夫」と繰り返しながら指を抜き差ししていく。

「このナカにもな…いいトコロがあんだよ」
「いい、とこ…?」
「ああ。人によっちゃあ、コッチよりイイらしいぜ」
「えっ…あっ、それダメっ!」


土方は再び銀時の一物を握って上下に擦り始めた。


「やっ!あっ、あっ、あっ…」
「覚えがいいな…もう、勃ってきてるぜ」
「やっ…あっ、ダメ!おかしく、なりそう…」
「…なっちまえ。もっとヨくしてやるからよ」
「えっ、なっ…なに?」


ただ抜き差しするだけだった指を鉤状に曲げ、土方は内部の快楽点を探っていく。


「やっ、やだ…なか、動くなァ…」
「もうちょいでイイところ、見付かるからな」
「やだって…はあっ!」
「おっ、ここか…」
「なに!?やだっ!ああっ!ああっ!」


ナカの指を少し動かすだけで銀時は身体をビクビク跳ねさせて喘ぐ。
一物を刺激しなくとも、どんどんと硬度を増していた。

土方は指を二本に増やした。


「あぅっ!やあっ!もっ、だめぇ!」


刺激が強まり、銀時は身悶える。
銀時の一物からは透明な滴が次々に零れ落ちていた。


「…イキてェか?」
「イ…?」
「さっきの精液、出そうなのか?」
「う…あっ、出そうっ!もっ…出るっ!」
「…分かった」


土方は三本目の指を挿入して前立腺を捏ねながら、激しく一物を擦った。


「やあぁっ!出るっ…また、出ちゃうぅ!」
「いいぜ…」
「やっ…あぁっ、あぁっ、あぁっ……ああぁっ!!」


前と中を同時に刺激され、銀時は一度目よりも激しい絶頂を迎えた。


(10.05.21)


 ここまでは土方さんの思惑通りですかね?続きも18禁ですが、直接飛びます