「銀さん、コレいつも世話になってるお礼」
「なんだよ晴太…気ィ遣わなくても良かったのによ。まあ、くれるっつーモンはもらうけどな」
「うん。店の物だけど良かったら使ってよ」
「ああ、サンキュー」
こうして晴太は銀時に大きめの紙袋を一つ渡す。
銀時は一人になった万事屋で紙袋を開封した。
晴太のヤツ…何よこしたんだ?店の物ってことは大人の玩具的なアレか?土方、使わせてくれっかなぁ…。
アイツそういうの嫌がりそうだよな。だからって使われんのもなァ…。
これは…コンド○ムか。なになに…暗いところで光ります?あー夜光塗料が塗ってあんのか。
…俺ら基本的にヤる時は電気付けたままだから意味ねーな。まあ、普通に使えばいいか。
こっちはローションか…これも使えるな。ん?媚薬入りィ?しかも舐めても大丈夫って…
舐めたら自分まで媚薬に侵されるじゃねーか。どうせ、こんなモンに入ってる媚薬なんざ効かねーんだろうけどな。
んで、これは…張り型?なんかやたら長くねーか?双頭とか何とかいうやつ?つーか、こういうモンって女同士で使うんじゃねーの?
女同士ってある意味近いような、最も遠いような…晴太は俺と土方のことなんか知らねェから仕方ねーか。
さすがにコレは使えねェけど、もらったモンを捨てるっつーのもアレだから一応取っとくか…誰か使いそうなヤツがいたらあげればいいしな。
その後も、コレは使えそうだの、コレは見た瞬間土方が怒りそうだの、ブツブツ言いながら中身を全て確認した。
晴太からのプレゼントを使ってみた
「じゃあ今日は先にイッた方が下ね」
「またかよ…」
「なに、自信ない?」
「上等だコラ!今度こそ決着つけてやらァ!」
万事屋の和室。今夜は神楽と定春を志村家に預け、銀時と土方二人で過ごしている。
そして恒例の上下決定戦はまたしても「先にイッた方が下」らしい。
「なあ土方…今回は舌技勝負といかねェ?」
「…どうやるんだ?」
「69に決まってんじゃん」
「それだと下になるヤツが不利だろ?動きにくいし、下手すりゃ喉に刺さるぞ?」
「なに…ヤったことあんの?」
「テメーが前にヤったんだろーが!無理矢理ヒトの顔に乗っかっておいて…忘れたのかよ」
「あーそんなこともあったよーな…」
「チッ…」
「あっ、じゃあさ…こう、二人で横になって…そうそう。これなら平等じゃね?」
「ま、まあな…」
「じゃあ勝負開始〜。んー」
「あっ待っ…んんー」
二人は頭を逆にして横向きになり、上になっている脚を互いの体側に乗せ、それぞれのモノを咥えた。
「んうっ…くっ…」
「むぐ…んっ…」
互いの竿を舐め、先端を強めに吸って、袋を揉む。ダラリと液が漏れれば、それを啜ってまた舐める。
「…じかたっ……もう、限界じゃね?」
「っ…まだまだ。て、めーこそ…限界なんだろ?」
「俺はっ…平気だっ」
「俺だって…」
「じゃあこれでどうだ!」
「うあっ!」
銀時は枕元に準備してあったローションを手に出すと、土方の後孔に指を一本挿入した。
「てめっ!舌技勝負じゃなかったのかよっ」
「オメーだって揉んだり扱いたりする時、手も使ってんじゃん」
「そうかよっ!」
「あっ…」
一旦陰茎から口を離すと、銀時の手からローションを奪い、土方も銀時の後孔に指を一本挿入した。
「ふぅっ…んぐぅ…」
「んんっ…むぅ…」
指を二本に増やし前立腺を捏ねながら一物を吸うと、二人を強い快感が襲う。だが、常とは違う快楽に土方が気付いた。
愛撫をやめ、銀時の愛撫もやめさせると、這うようにして向きを変え、銀時を見つめる。
「ぎ、ぎんときっ…カラダ、ヘンだっ!」
「えっ…ヘンって?」
「な、なかが…うずく…」
「それって銀さんの指で気持ちよく…」
「ちげェ…よっ!」
「違ェって、じゃあ……あっ、うそ…おれも、ヤバイ…」
少し遅れて銀時も同様の異変を感じた。
「ひじかたっ…もう、俺の負けでいいから…早くっ…」
「っざけんな。テメーこそ…早く、入れやがれっ」
「ちょっ…マジで…我慢、できねっから…」
「俺の…方が、ヤバイ…。何だ、コレ…」
「も、しかして…これ?」
銀時は先程二人して使ったローションのチューブを手にした。
「…媚薬入りローション?…テメー、なんちゅうモンを…」
「まさか…こんなのが、効くなんて…思わねーから…」
「めちゃくちゃ…効いてんじゃ、ねーか」
「もっ…ホントに、早く…ああっ!」
「っから…テメーが、先に…はぁっ!」
互いに欲しくて堪らず、無意識のうちに互いのモノを扱いていた。
するとその快感までもナカに伝わり、ますます欲しくなってしまう。
「ぎんときっ…もうっ、ダメだ…」
「なんか…はぁっ、ねーかな………あっ、そうだ!」
「おい…どこに…」
快感で震える身体に叱咤して、銀時はタンスの奥からあるものを取り出した。
それは以前、晴太にもらった紙袋に入っていたものだった。
「コレ…使うしか、ないんじゃね?」
「…張り型?」
「そっ…。ほら、両側にアタマが付いてっから二人一緒に…」
「仕方ねーか…」
「非常事態だから、うん。…おっ、中に針金みてェのが入ってて曲げられんだな」
「何でもいい…早く、いれようぜ」
「そうだな…」
張り型の両側にゴムを被せ、二人は大きく脚を開いて向かい合った。まず銀時が土方のナカに張り型を挿入してから、
張り型を中央で軽く曲げてもう一方のアタマを上に向かせると、銀時も自分のナカにそれを挿入した。
「はっ…ヤバっ、これ…結構イイな…」
「オメー…なんで、んなモン…持ってんだよ」
「もらいモンだよ…」
「なんつーモン、もらってんだ…」
「でも…役に、たったじゃん…」
「まあ、な…」
「ちょっと、動くよ…」
「わかった…」
「んんっ…」
「うぁあ!」
「あっ…すげっ!」
銀時が軽く揺すっただけで、土方だけでなく己のナカにまで振動が伝わる。
媚薬によって感度が高められたナカは容易に快感を拾い上げ、互いに身体の求めるまま腰を振った。
「ぎん、とき…はあっ!」
「あっ…ああっ!」
「うあっ!…も、もうっ」
「っれも…イクっ」
「「……あああっ!!」」
「…じかたっ、まだ…」
「ああ…足りねェ…」
「じゃあ、このままもう一回…」
「ああ…」
「はっ、あっ!」
「ふぅっ…んっ!」
薬に侵された二人の身体は一度の吐精で治まらず、この日は互いに張り型で繋がったまま明け方まで腰を振り続けたのだった。
(09.10.18)
このサイト初の玩具が双頭ディ○ドって…; バイブにするか暫く迷っていたのですが、さすがにマニアックすぎるような気がしてやめました…これでも充分マニアックですね。百合っぽい二人も好きです。
完全に自己満足で書いてしまいました…すみません。あと、一応この話は「上を掛けて勝負!」の二人と同じという設定です。 ここまでお読みいただきありがとうございました。
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