くっそー、とうとうキン〇マが取れちまったじゃねェか!

一応元の玉座に戻ったけど…この受難は絶対アイツのせいなんだよ!あん!?アイツって誰だって?

土方に決まってんだろ、土方に!アイツと付き合うようになってからだよ、俺の股間の受難が始まったのは。

いくら俺が「受け」だっつってもよー…なくていいワケじゃねェんだよっ!もう、ここまできたらアレを実行するしかねェだろ…。

これ以上受難が続けばマジでパー子になっちまうかもしんねェ。そうならないためには…

 

 

銀さんの受難対策

 

 

「…というわけで、今夜は俺が攻めだ!」

「何が『というわけで』だ。全く意味分かんねェよ…」

 

ここはラブホテルの一室。仕事を終えた土方は、万事屋で不貞寝していた銀時を誘って居酒屋へ行き、

その後ここへ連れてきた。もちろん「そういうこと」をするために。

だがしかし、交代でシャワーを浴びて準備万端、さぁこれから…という時になって銀時が先のセリフを口にしたのだった。

 

「だーかーらっ、居酒屋でも散々愚痴ったろ?結野アナの元旦那とかいうヤツの尻の穴を成敗してたら、俺の佑助と佐介が

玉座から転がり落ちて、何とか色っぽいねーちゃんみたいな式神の力で元には戻ったんだけど、こう受難続きだと

マジでパー子になりかねないから、俺が生き残る道は『攻め』になるしかねェんだよ!」

 

早口で一気に捲し立てた銀時はハァハァと息を荒げながらも「分かったらヤらせろ!」と付け加えた。

土方はそんな銀時を見てハァーっと深い溜息を吐く。

 

「尻の穴を成敗とか、色っぽいねーちゃんとかツッコミてェところは山ほどあるが…とりあえず、テメーが俺を

ヤんのは無理だから諦めろ!」

「はぁ!?んなワケねーだろ?ちょっと隣見てみ?銀土にリバに…ほらっ、銀さんが攻めてないのココだけよ?」

「ったく…ヨソはヨソ、ウチはウチ」

「何だよソレ…お母さん?お前、俺のお母さんですか!?」

「誰が母ちゃんだ、誰が!…つーか、話は済んだだろ?早くヤろうぜ…」

「ちょっ、待てって!まだ話は済んじゃいねェよ!ヨソはヨソっつーけど、そんなにヨソじゃねェだろ?

同じサイト内の話じゃねェか!アイツらにできて俺にできねェはずが…」

「分かった、分かった…じゃあオメーの好きにさせてやっから、とりあえず一度取れたっつー佑助と佐介?だか何だかを

見せてみろよ」

「えっ、マジで俺が攻めでいいの?…つーか見せんの?」

「…攻める前にちゃんと治ったかどうか見てやるよ」

「わ、分かった…」

 

銀時は一度ベッドから降りると下着を足もとまで下ろす。土方はその前に跪き、着物の裾を開いて銀時の下半身を露わにさせた。

 

 

「ど、どうよ…」

「本当にコレが取れたのか?傷痕も何もねェぞ?」

 

 

言いながら土方は双球を片手で柔らかく包み込んだ。

するとその瞬間、銀時の腰がフルリと震える。その反応を見た土方はニヤリと笑った。

 

 

「あ、痕なんか…あるわけねェだろっ。し、式神の…力で、戻したんだから」

「そんな力なんざ眉唾モンだと思っていたが…すげェな、本当に元通りじゃねェか」

 

 

土方がフニフニと双球を揉みだすと銀時の一物が反応を示す。

 

 

「あっ…そんな、触んな!」

「…触んなきゃ元通りかどうか分かんねェだろ?つーか、気持ちいいのか?勃ってきてんぞ?」

「っるせェ!もっ、やめっ…」

「勃ってた方が見やすいからちょうどいいぜ?…触った感じ、異常はなさそうだな。よしっ、次は舐めてみるか…」

「えっ?ちょっ…あぁっ!」

 

 

袋の後ろに手を添えて、左右を交互に舐めていく。

銀時の一物は真上を向いていた。

 

 

「あっ、もうっ…やめっ、あぁっ!」

「前より感度上がってんじゃねェか?…一度取れたせいか?」

「んなワケ、あるかっ…あぁっ!」

 

 

触れられていない一物の先端から透明な雫が漏れ出し、土方に「診察」されてる双珠を濡らす。

土方は袋の左側を口に含むと、唇と舌で刺激を加えていく。

 

 

「あっ…やめっ、あぁ!あぁっ!」

「…コッチも咥えてほしいか?」

「えっ、あ…あぁっ!」

 

 

今度は右側を口に含み、同じように刺激する。先端からは止め処なく雫が溢れ、銀時は立っていられず、

自身の股間に顔を埋めている土方の肩に手を付いた。

 

 

「んっ…はぁっ!もっ…ダメっ!」

「いいぜ…好きなだけ感じろよ」

「あっ!やぁっ…んんっ、くぅっ!…あ、ぁ……あああっ!!」

 

 

ビクビクと全身を震わせて銀時は達し、そのままヘナヘナと崩れ落ちた。

 

 

「はぁ、はぁっ…し、信じらんねェ…。キン○マだけでイッちまった…」

「気持よかったんだからいいじゃねェか。ほら、もっとヨくしてやっからケツ出せ」

「分かったよ…」

 

 

銀時はその場で四つん這いになると、後ろを向いて土方に尻を差し出した。

 

 

 

今日は自分が攻めるはずだった―土方を一切攻めていないどころか、新たに性感帯を開発されてますます受けとして

成長してしまったことに銀時が気付くのは、これから数時間後、全てが終わってからであった。

 

(09.11.23)


本誌の銀さん受難に萌えてできたキン○マ攻め話でした。もちろん土方さんは受ける気なんてありません。最初から、感じさせて銀さんの思考能力奪って突っ込む気でした(笑)。

まだ続き(第二百八十七訓)が分からないのでもしかしたら矛盾点が出てくるかもしれませんが、それはそれでいい思い出になるかと…。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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