※銀さんが性に関する知識皆無の童○という設定です。○貞の銀さんなんてありえない!という方はお読みにならないで下さい
※こんな設定ですが銀土です。大丈夫と思われた方のみお進み下さい
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「どーせトゲなんてなくても、立ちションするしか使い道ないアル」
「なあ神楽…前から聞こうと思ってたんだけどよー、コレって小便する以外に使い道あんのか?」
「銀さん、セクハラはやめてください」
「だって神楽が変なこと言うから…」
「ちょっとした冗談アル。悪かったヨ。銀ちゃんは新八と違って使ったことあるって分かってるアル」
「だから、小便する以外にどう使うんだよ。…神楽に聞いちゃダメなんだったら新八、お前も知ってんのか?」
「銀さん、本気で言ってるんですか?」
「何だよー。銀さんだって完璧じゃねェんだから、知らないことがあったっていいだろー」
「………」
「………」
大事な大事な使い道〜ぎんとトシと初めての性教育〜
万事屋の長イスの一方に銀時が、もう一方に新八と神楽が座る。
新八がコホンと咳払いをして話し始めた。
「ではまず、銀さんがどの位知っているのかテストをします」
「んな面倒なことはいいから、答えだけ教えてくれよー」
「ダメネ。どこまで知ってるか分からないと教えられないアル」
「ちぇー、分かったよ…」
「じゃあ最初の質問です。子どもはどうやって産まれるか知ってますか?」
「何だよソレ。俺はコイツの使い道を…」
「いいから答えて下さい!」
真剣な貌の新八に圧され、銀時は渋々答える。
「んだよ、たまたま俺の知らねェことを知ってたからって偉そうに…。
ガキは母ちゃんの腹から出てくるに決まってんだろ?」
「そういうことじゃなく…その前にどうするんですか?」
「前?前って何だよ」
「何で赤ちゃんがマミーのお腹にいるアルか?」
「…そういえば何でだろうな。あっ、あれじゃね?母ちゃんの腹ん中に卵みてェなのが入ってんじゃね?」
「…一応、正解です」
「よしっ!」
正解と言われ喜ぶ銀時とは反対に、新八と神楽の表情は硬い。
それでも何とか気を取り直して新八が「テスト」を続ける。
「じゃあ次の質問です。女の人のお腹の中には子どもの卵…正確には卵子というものが存在します。
ではなぜ、神楽ちゃんは子どもを産まないのでしょう?」
「そんなの…神楽がまだガキだからに決まってんだろ?ガキがガキを産めるワケねェじゃねーか」
「じゃあえーっと…さっちゃんさん!さっちゃんさんは大人なのに子どもを産まないのはどうしてですか?」
「うーん……あっ、結婚してねェからだろ!最初に会った時、俺と結婚するとか言ったけど、アレ本当の結婚じゃ
なかったし…」
「まあそれも間違いではないですけど…」
「でも結婚してなくても子どもはできるアル。デキちゃった結婚とかもあるネ」
「あっそうかァ。…でもソイツらの場合、結婚してなくても、結婚してるのと同じくらい仲のいい相手がいるん
じゃねェの?」
「そうですけど…そもそも何で相手が必要なんですか?」
「うーん…何でだ?母ちゃんの腹ん中に卵が入ってて…父ちゃんは何をするんだ?……仕事?
そうだよ!腹がでっかくなった母ちゃんは働けねーから、その分父ちゃんは頑張って働くんだ!」
「そ、そうアルな」
「せ、正解です」
二人は最早訂正する気にもなれなかった。
銀時には聞こえないよう、新八が神楽に耳打ちする。
「神楽ちゃん…銀さん本当に何も知らないみたいだよ。どうしよう…」
「どうするも何も、私たちが親代わりになって教えてあげるしかないネ。
さもないと、悪い女に引っかかって、知らない間に子どもを作っちゃうかもしれないアル」
「それは絶対に避けないとね。ただ…今の銀さんの状況だと、教えることがありすぎるよ」
「とりあえず間違いが起きないようにだけ言って、あとはゆっくり教えていけばいいネ」
「それもそうだね」
「おーいお前ら、何コソコソやってんだよ」
新八と神楽は神妙な面持ちで銀時に向き合う。
「テストの結果を話し合ってたアル」
「結果?…で、どうなんだよ」
「残念ながら今の銀さんにアソコの使い道を教えるわけにはいきません」
「何でだよー。全問正解だったじゃねーか」
「正解にも色んなレベルがあるネ。銀ちゃんのレベルは最低ラインギリギリアル」
「何だよー。頑張って答えたのに結局教えてくれねェのかよ…」
「時が来たらちゃんと教えてあげますよ」
「その時っつーのはいつ来るんだよ…」
「そうですね…さっきの質問に、もっと高いレベルの答えができるようになってからです」
「高いレベル?何だよそれ…」
「銀ちゃんが理解できるまで私達がサポートするから安心するアル」
「それまでアソコを厠以外で使っちゃダメですよ。
特に、他の人に見せたり触らせたりしちゃ、絶対にダメですからね!」
「何でこんなトコを他のヤツらに見せなきゃなんねーんだよ!俺ァ露出狂じゃねーぞ!」
「約束アルヨ?絶対に絶対アルヨ?」
「わーったよ。ったく、何なんだよ一体…」
銀時はよく分からないままに約束させられ不満そうだが、約束を取り付けられた新八と神楽は一安心だった。
その後、新八と神楽は書店に行って性教育の本を購入し、その本に沿って銀時への性教育が始まった。
といっても、基本的に説明するのは同じ男である新八の役目であった。
* * * * *
ある日のこと。今日も仕事のない銀時は昼近くになって目覚め、食事もそこそこに「パチンコ行ってくる」と言って出かけた。
そして、その途中で制服姿の土方に出会う。
「よう。お仕事ごくろーさん」
「お前は相変わらず暇そうだな。…今、ひとりか?」
「そうだけど…何か用?」
「ちょっといいか?」
「何だよ」
「すぐ終わる」
銀時が土方の後に続き、二人で近くの路地に入る。
立ち止まり銀時の方を向いた土方は険しい表情をしていた。
「万事屋、オメーのことが好きだ。付き合ってくれ!」
「えっ!…あ、うん。いいよ」
「ほ、本当か!?」
「うん。俺も土方のこと好きだったし、超うれしい」
「そうか…良かった」
土方十四郎一世一代の告白は、拍子抜けする程あっさりと成功した。
「ふふふ〜ん♪」
「銀ちゃん楽しそうアルな。随分早く帰ってきたけど、儲かったアルか?」
「あー、パチンコ屋には行かなかった」
「えっ!行かなかったんですか?」
「じゃあ何でそんなに楽しそうアルか?」
「実はさァ…俺、土方とお付き合いすることになったんだ」
「「えぇっ!!」」
新八と神楽は驚きすぎて心臓が飛び出るのではないかと思った。
「ひひひ土方って、真選組のあの土方さんですよね?」
「アイツ以外に土方がいるのかよ…」
「何でそういうことになったネ?」
「アイツが付き合ってくれって言ったから」
「銀ちゃんは付き合ってって言われたら誰とでも付き合うアルか?」
「んなワケねーだろ。俺も前から土方のこと好きだったから…」
「「ええっ!!」」
「前からって…何で教えてくれなかったんですか!」
「だってよー、この歳で片想いってなんか恥ずかしくね?」
「そういう問題じゃないアル!…新八ィ、ちょっとこっち来るネ」
「うん。…銀さんはそこにいて下さいね!」
銀時を居間に残し、新八と神楽は和室に入っていった。
「どうするネ!まさか銀ちゃんに恋人ができるなんて…」
「銀さん、漸く第二次性徴についてぼんやりと判ったくらいなのに、こんな状態でお付き合いなんて…」
「しかも男同士アル。男女のあれこれも知らないのに男同士なんて高度なこと…」
「相手は土方さんだし、無茶なことはしないと思うけど…」
「でも銀ちゃんが何も知らないのをいいことに、都合のいいこと吹き込むかもしれないヨ」
「銀さんを護るためにも、少し脅かしておいた方がいいかもしれないね」
「そうするネ」
二人は勢いよく襖を開けた。
「うおっ!…襖が壊れるだろ?もっと静かに開けろよ」
「銀さんに大事な話があります」
「何だよ改まって」
「マヨラーとのお付き合いについてアル。…銀ちゃん、誰かとお付き合いするのは初めてアルな?」
「…だったらなんなんだよ」
「これから私達がお付き合いの心得を教えてあげるネ」
「…オメーらだって誰かと付き合ったことなんかねェじゃねーか」
銀時は面倒臭そうに欠伸をひとつした。
「じゃあ聞きますけど、銀さんは土方さんとどういうお付き合いをするつもりなんですか?」
「どういうって……食事したり、映画見たり、後はウチに来るとか?」
「まあ、そういうお付き合いならいいですけど…それ以上はダメですからね」
「それ以上って何だよ…。あっ、旅行とかか?そうだなァ…旅行もしてみたいけど、俺は金ねェし
土方は仕事が忙しそうだから、難しいかもなァ」
「旅行なんて絶対ダメネ!銀ちゃん、あんまりマヨラーに近付きすぎると妊娠させられちゃうアル」
「えぇっ!そうだったのか…。確かに、結婚しなくても仲良くしてると子どもができるんだったな…」
「そうヨ。二人に子どもはまだ早いアル。だからデートしてもいいけど、くっつきすぎちゃダメネ」
「…でも俺、土方と手ェ繋いでみたかったんだけど、それもダメなのか?」
「それくらいなら大丈夫ですよ。でも…キスはしちゃダメですからね」
「きっ!?」
一瞬にして顔を真っ赤に染めた銀時を見て、新八と神楽は作戦の成功を確信した。
「そっそんなコト、しねェよ」
「それならいいアル」
「前にした約束も覚えてますね?恋人同士でもアソコを見せたりしちゃダメですよ」
「だから何でそんな心配すんだよ…。俺ァ、チ○コ見せる趣味なんかねーって言ってんだろ?」
「これも銀ちゃんがマヨラーに嫌われないためアル」
「大丈夫だって。んなコトしねェからよ」
「そうですね。安心しました」
「おう」
少しやりすぎた感もあるが、無垢な銀時を護るためにはこれで良かったのだと二人は思っていた。
* * * * *
数日後。土方の非番の前夜、二人は居酒屋で酒を酌み交わしていた。
「なあなあ、恋人同士になったんだからさァ、土方のことトシって呼んでいい?」
「いっいいぞ。じゃあ俺は…ぎんでいいか?」
「うん、いいよ。へへへ…なんか照れるな」
「ああ…」
照れ隠しに酒を呷った土方は、店を出る頃にはまともに歩けなくなっていた。
「トシ、大丈夫か?」
「あ、ああ…」
「…大丈夫じゃなさそうだな。明日は休みだったよな?それなら宿にでも泊まってくか?」
「あ、ああ…」
銀時は気付かなかったが、土方の顔が赤いのは酔っているせいだけではないだろう。
そうして銀時が土方を支えるようにして連れてきたのは一軒のラブホテル。
「ここな、知り合いがやってる宿なんだ。俺も帰るのが面倒な時とかたまに泊めてもらってるんだ」
「そうなのか」
慣れた様子で宿泊手続きを済ませる銀時の後ろを土方は黙って付いていった。
銀時が、ここをただの宿泊場所だと思っていることなど知らずに。
「トシ、水飲む?」
「ああ…」
部屋に入り、土方をベッドの縁に座らせて、銀時はミネラルウォーターのボトルを手渡す。
「大丈夫?吐きそう?」
「いや…もう大丈夫だ。すまなかった」
「気にすんなって。こういうことできるのも恋人の特権だし」
「そうか…ありがとな」
「どういたしまして。…じゃあ、もうこんな時間だし風呂入って寝ようか?」
「あ、ああ…」
「トシが先に入っていいよ」
「ああ…」
* * * * *
交代でシャワーを浴び、それぞれホテル備付けの浴衣に着替えた。
腰から下だけ布団を掛け、二人はベッドに横並びで座っている。意を決したように土方が銀時に聞いた。
「ぎん…お前はどっちがいいんだ?」
「えっ、どっちって何が?」
「だ、だから…上と下どっちがいい?」
「…何のこと?」
「お、お前さえよければ、俺は、その…お前に、抱いてほしい」
「えっ!」
「あ、でも、嫌ならどっちでも…」
「うーん…」
銀時が熟考した上で発した言葉は、土方にとってまさに青天の霹靂のようなものだった。
「あのさァ…そんなことしたら子どもができない?」
「………はぁ?」
「だから、そんなにトシとくっついたら子どもができるんじゃねェの?」
「……ぎん、それ本気で言ってんのか?」
「うん」
「俺達、男同士だぞ?」
「知ってるよ」
「…男同士じゃ、子どもはできないんだぞ」
「えぇっ!そうなのか?でも新八と神楽が近付き過ぎると子どもができるって…」
「お前、ガキ共にからかわれたんだよ…」
「アイツら俺を騙しやがったのか!」
「そんなのに騙される方もどうかと思うがな…。で、その…抱いて、くれるのか?」
「いいよ」
「そうか…」
嬉しそうな恥ずかしそうな表情の土方を銀時は満面の笑みで抱き寄せる。
土方も銀時の背にしっかりと腕を回した。
「トシ…大好き」
「俺もだ、ぎん」
「…あ、あの、ぎん?」
抱き合ったまま一向に動かない銀時を不審に思い、土方が声を掛ける。
「ん?どうした?もういいの?」
「あ、ああ。いいぞ…」
「そっか」
銀時は土方に回していた腕を外した。
「あの…俺もトシとしたいことがあるんだけど、いい?」
「何だ?」
「手ェ繋いで寝てみたいんだけど…ダメかなぁ」
「い、いいぞ」
「本当?やったぁ!じゃあ早く寝ようぜ!」
「えっ…」
いそいそと横になる銀時を、土方は戸惑いの表情で見つめる。
「どうしたんだよ…トシも寝て。早く」
「あ、ああ…」
銀時に急かされて土方も布団に入ると、銀時の手が土方の手に重なった。
「えへへ…幸せ」
「あ、ああ…」
「……ぎ、ぎん?」
「ん?なに?」
「そ、その…今日は、しないのか?」
「何を?」
「何って…さっき、俺を抱いてくれるって…」
「うん。だからさっきギュッてしたじゃん。もう一回する?」
「抱くって言うのはそういうことじゃなくて…」
「あれっ、違った?俺、お付き合いって初めてだからよく分かんなくて…ゴメン」
「い、いや、俺の言い方が悪かったんだ。そ、その…俺は、お前と…セッ、クスが、したい…」
「トシ…」
真っ赤になって俯く土方に、先の「子ども発言」以上の衝撃が訪れる。
「せっくすって何?」
「………はぁ?」
「だからー、せっくすって何?」
「おまっ…本気で言ってんのか?言葉責めとか羞恥プレイとかそんなんじゃねェよな?」
「…トシが言ってること、全然分かんねェ」
「マジでか…」
「それって知ってるのが普通なのか?俺ってめちゃくちゃアホなのか?」
「そっそんなことはねェ!」
涙目になって落ち込む銀時を、土方は慌ててフォローする。
「でもトシ、すっげェ呆れてる…。もしかして、嫌われた?」
「そんなことはねェ!ちょっとビックリしただけだ。誰だって知らないことはあるんだから落ち込むことはねェ」
「…じゃあトシがせっくす教えてくれる?」
「お、おう…」
「良かった。じゃあ、よろしくお願いします!」
銀時は掛け布団を剥ぎ、土方に向かって正座して頭を下げる。
土方も何となく銀時に倣って正座をして向かい合った。
(10.02.11)
お気付きの方もいらっしゃるとは思いますが…元ネタはMロメロパークです^^; メロトシはメロぎんの先輩なので、トシがぎんに色々教えていたら萌えるな、と思って書きました。
日記をご覧になっていない方のために…メロMロパークとは「メロ」という生き物を里親になって育てる育成ゲームです。そこで私は初代メロに「トシ」、二代目メロに「ぎん」と名付けました。
メロはブログから言葉を覚えて成長していきます。これまでに「楽しいエロが好き」「攻めが懐かしい」「妄想する恵方巻き」など数々の名言(?)が生まれております。
痛い妄想日記から派生した痛すぎる小説ですが、よろしければお付き合いくださいませ。続きは18禁になります→★