おまけ

 

ホテル到着直後の土方さんとトッシーの脳内会議録

 

「十四郎、体をお返しするナリ」

「…んだよ、もうアキバ巡りは終わったのか?」

「い、いや…拙者もアキバに行きたいのはやまやまでござるが、坂田氏が…」

「あ?銀時?なんで銀時が出てくんだ…って、ここラブホか?」

「そそそうなんでござるよ。アキバに行くと言ったのに坂田氏が無理矢理…」

「おー、こないだの王様もいんじゃねェか」

「だだだから早く交代して…」

「よしっ、ここはお前に任せた」

「なななな何を言ってるんだい、十四郎!」

「俺は久々のオフでゆっくりしたかったんだ。なのにお前がアキバに行きたいとかぬかすから、仕方なく

体を貸してやって精神だけでも休めようとしたんじゃねーか」

「だっ、だから体もお返しするナリ!」

「アホか。今戻ったら休むどころか疲れるだけじゃねェか…テメーが入ったんだからテメーで何とかしろ」

「拙者は入りたくなかったでござるよ!」

「知るか。俺ァ寝てるからな…終わったら起こせ」

「おおおお終わるも何も、始まりたくないでござる!」

「お前ェよ…どうせ誰ともヤったことねーんだろ?」

「せっ拙者だってシようと思えばいつでも…」

「見栄張ってんじゃねェよ。…つーか、俺の身体でその辺のヤツとシたらただじゃおかねーからな」

「すすすするワケないでござる!だから今もこうやって交代を…」

「銀時なら大丈夫だ。未経験のお前に無茶はさせねェって」

「むむむ無茶もナニも、十四郎が戻れば万事解決…」

「俺ァ疲れてんだよ…もう話しかけんな。早く戻って二人に可愛がってもらえ」

「そそそそんな十四郎…待つでござる!坂田氏は十四郎の恋人ナリよ!」

「…だから何だよ」

「こっ恋人が、他の人と…その…し、シても平気ナリか?」

「その身体は俺のモンだから問題ねェ」

「いいいいや問題あるでござるよ!」

「ねェよ!だいたい、俺ァあの王様ともヤってんだ。

アイツなんか銀時と同じ顔ってだけで、精神も身体も別だぜ?」

「でででもそれは互いに合意の上の行為であって、今回は…」

「俺は構わねェと言っている、銀時もあの王様も大丈夫だ。…ちゃんと合意の上だ。行ってこい!」

「せせせせ拙者が合意してないナリ!…十四郎!寝ないで交代するナリ!十四郎!十四郎!」

 

 

ここで銀さんが頬をペチペチしてトッシーが戻りました。

(09.09.16)


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