注意書きは読んでいただけましたね?それでは後編です。どうぞ↓

 

後編

 

風呂から出て俺たちはまた土方の部屋に戻ってきた。

「お前も一緒に寝るか?」なんて誘われたので土方の布団に潜り込ませてもらった。

人間の時に言ってほしかったなー。でも、こんなに近付いて寝るの初めてだよな。

抱き合って寝ることだってあるけど、俺たちに体格差がないから、今みたいに全身包まれてる

感じにはならねェもん。…できるなら、俺が土方を包んでやりたかったケドね!

 

あー、ヤバイ…ムラムラしてきた。こんな近くに土方がいて、我慢できるわけねェだろ!

どーせケダモノですよ…って、本当にケダモノになってんだった。だけどこんな身体じゃ何もできないじゃ…

いや、キスくらいはできんじゃね?よしっ!

俺は土方の腕から抜け出てペロッと土方の唇を舐めた。

 

「なんだ…寝ねェのか?」

「みゅー(土方、ちゅー)」

「んっ、こら、くすぐってェよ」

 

くそー、こんなちっこいベロじゃ突っ込めねェじゃねーか!土方もじゃれてるだけだと

思ってるしよー。じゃあ、これでどうだ!俺は仰向けに寝ている土方の胸に乗っかり、

耳責めを開始した。耳の形に添って丁寧に舌を這わせ、内側までペロペロと舐めていく。

耳朶を甘噛みしたかったが、牙が刺さりそうだったので止めた。

 

「お、おい。ギン、やめろって」

「にゃにゃー(きもちーい)?」

「お前…猫のくせに舌がザラザラしてねェんだな」

 

土方はまだ俺が遊んでると思ってんな…こうなりゃ、この状況をとことん利用してやるぜ。

俺が上に乗ってっから、激しく抵抗できないんだろ?何だかんだ言って優しいもんなコイツ。

自分が暴れたら、俺がケガするとか思ってんだよ。

今度は土方の首筋を舐めてやる。体制を整えるついでに前足を両乳首の上に置いた。

服の上からだって場所はちゃんと分かるんだからな!

首筋をペロペロしながら前足を動かすと、明らかに土方の反応が変わった。

 

 

「ひっ!ぎ、ぎん…やめっ!」

「にゃーご(こんな姿になったって、お前を感じさせられるんだぜ)!」

「もっ…いいかげんに…」

「にゃぎゃっ(動いたら引っ掻くぞ)!」

 

 

爪を立てて土方の首筋に突き立てる。もちろん本気で傷付けるつもりはねェが、

こうでもしねェと今の俺じゃ簡単に外へ出されちまうからな。

俺は爪をしまうと着流しの前を開く。土方の顔を見ながら脱がせてやったら「信じられない」っつー

顔をしていた。そりゃそうだろうな。猫がこんなコトするわけねーもん。

 

 

「ふっ…く、うっ…」

 

 

右の乳首を舐めながら左の乳首を肉球でポンポン叩いてやると、どんどん乳首が硬くなっていく。

土方は自分が陥っている状況に軽くパニックになってるみたいだ。

それでも必死で声を抑えてるトコとか……本当に勘弁してほしい。S心を煽るだけだっつーのが

分かんないのかね?

…そろそろいいかな。多分、下も反応してきてるはず。俺が下を確認しようと土方から降りた瞬間、

土方はバッと起き上がり俺を布団から出すと肌蹴た着物を直して、布団をかぶっちまった。

 

 

やられた!いつもの俺ならともかく、猫なんかにされて黙ってるワケなかったか。

…けど猫の力を侮るなよ。絶対ェに、イカせてやっからな!

俺は足元の隙間から土方の布団に潜り込んだ。

俺の侵入を察知して、土方が慌てて布団を剥いだが関係ねェ。既に俺は着物の裾から入り込んで

下着に到達していた。

 

 

「ギン、やめてくれよ…」

「なにゃーにゃ(やっぱり、反応してんじゃん)」

「くっ…マジで、シャレになんねェっ」

「ふにゃっ(俺は本気だって)」

 

 

下着の上から両手(じゃなくて前足だな)を使ってふにふにと揉むと土方のモノは硬度を増してきた。

そろそろ脱がして直接…ってこんな手じゃ脱がせられねェじゃねーか!しかもなんでボクサーパンツなんだよ!

トランクスの時だってあるじゃん!トランクスなら足の方から手ェ入れられんじゃん!ボクサー無理じゃん!

くそーっ、これが俺(猫)の限界なのかよー!!

 

 

「ギン…ど、した?」

「うにゅぅー(土方ァごめん。俺、無理だった…)」

「お前、なに…泣きそうになって…」

「にゃごろ…(今の俺じゃ、お前を満足させらんねェ…)」

 

 

自分の股間に乗って動かなくなった俺を土方が抱き上げる。あんなことした俺を優しく撫でてくれた。

土方はホントにいいヤツだ。いたずらしてゴメンね。

土方がじっと俺の顔を見つめている。…ちょ、ちょっと、そんなに見つめられたら…大事なトコ弄られたせいで

潤んだ瞳で見つめられたら、なんか…また変な気分に……ってダメだ!さっき無理だって分かっただろ、俺!

…で、でも、土方くらい敏感なら下着の上からでもイケんじゃ…ってだからダメだってェ!

俺が頭を抱えながら葛藤していると、土方からとんでもない台詞が飛び出した。

 

 

「お前、まさか…銀時か?」

「…はにゃ?」

 

 

い、今、何つった?

 

 

「違うのか…」

「う…うにゃにゃなにゃがにゃー(違くない、俺だよ)!」

「な、何だよ。ちょっと、落ち着けって!」

「にゃがにゃにゅにゃににょー(土方ー、気付いてくれェ)!」

「落ち着けって。…俺の言葉が分かるなら、右手を挙げろ」

「うにっ」

 

 

俺は右手(というか右前足)を挙げた。そうかー、この方法なら意思疎通ができんだな。土方、あったまいい!

 

「で…お前は銀時なのか?」

「にっ(はいっ)!」

 

もう一度右前足を挙げる。

 

「やっぱりか。触り方が的確過ぎるわけだぜ…。万事屋のガキ共から、オメーが猫探し中に

消えたとは聞いていたが…まさか猫になってたとはな」

「ふみぅー(いやー、銀さんもビックリよ)」

「どうしてこうなったかは…聞く必要ねェな。テメーのことだ、そのうち戻んだろ」

「にゃが(戻れんのかな)?」

「んで?テメーは猫んなってまで、なんてことしやがんだ?あ?」

「に、にゃぅー(そ、それはそのー)」

「まあ、万年発情期のオメーが獣になったんだ…仕方ねェか」

「なにゃ(怒ってない)?」

「…この後オメーはどうしてェんだ?」

「!」

 

 

土方は俺を自分の前に下ろして聞いてきた。…これはもしや、ヤってもいいのか?

土方は今の俺を受け入れてくれるつもりなのか?まぁ確かに、今までの悪戯で土方のモノは

出さなきゃ治まらねェトコまで来てる。猫の姿だとはいえ、俺の前で抜くことなんかできないだろう。

ってことは……。

俺は土方の下着をポンポンと叩き、爪をゴムの所に引っ掛けて下に引いた。

 

「…脱げってか?」

「にっ(はいっ)!」

 

ピンっと右前足を上に伸ばす。

 

「ったく…返事だけはいいんだからよ」

 

土方が下着に手を掛けた…ままままじでか!よーし、お前がくれたチャンス、逃がしゃしないぜ!

下着を脱いだ土方は、俺の前に胡坐をかいて座ってる。俺は土方の腿に乗ると軽く腹を押した。

 

「…横になれっつーのか?」

「にっ(はいっ)!」

 

俺が土方の脚から降りると、土方は布団に横になった。

ゴクリ…俺は唾を飲み込むと土方の脚の間に入り、一物に舌を這わせた。

脚の付け根辺りに前足をついて、根元から先端に向かってチロチロと舐めていく。

土方の身体がビクッと震えた。

 

 

「…っ、は、あ…」

 

 

脚の付け根も意外と気持ちいいのか、俺が前足を動かす度に土方から短い吐息が漏れる。

舌は裏筋を何度も上下して、それから括れへ…この頃にはもう、先走り液が漏れてきた。

舌が小さいせいで、いつもみてェに先走りを全部舐めとれないが、その代り先端には突っ込めそうだ。

俺は土方の腹の上に前足をつき、身体全部で土方のモノを固定し、先端に舌を埋めた。

 

 

「ひぁっ!ぎ、ぎんときっ…それ、やめっ!」

 

 

この舌で尿道責めはかなりクるらしい。一物はパンパンに張り詰めてるし、舐めても舐めても

ダラダラ漏れてくる。そろそろだな…いつもならここで強く吸ってやるんだけど、牙があるからそれはできねェ。

…あっ、そうだ!

 

 

「なっ、ぎんとき、なにを!あっ、やっ!」

 

 

後ろ脚を閉じてアイツの袋を挟み、前足で竿全体を抱え込むようにし、俺のモノ(小さくたって勃ってんだよ!)を

土方のモノに当て、俺は全身を揺すって土方を追い立てた。もちろん先端に舌を捻じ込んだままだ。

 

 

「ああっ!やっ…はぁっ!やぁっ…も、だめだっ!」

「ふっ…にっ…(ヤバ…俺も、いいっ)!」

「もっ、出るっ!…やっ、あっ……ぁああっ!!」

「にゅっく…」

 

 

はぁ、はぁ…何とか土方をイカせることができた…。にしても、疲れ、た…

 

 

 

 

 

いつの間にか俺は眠っていた。流石に、この身体でアレは厳しかったらしい。

あの後土方は、寝ちまった俺をタオルでキレイにしてくれたんだとよ。…いつもと逆になっちまったな。

やっぱ、ちゃんと抱いてやりたいぜ。早く元に戻らねェかな…。

 

 

(09.09.08) 

photo by にゃんだふるきゃっつ

本誌の猫銀さんにふおぉぉ〜!となって書いたのですが…えーと、何だか色々すみません。書き始めた時は土方さんと猫銀さんの心温まるほのぼの〜な感じの話を

書くつもりでした。本当です!…なのに、終わってみたら年齢制限付き; 土方さんが魅力的過ぎるからいけないんだ!と責任転嫁しつつ…ここまで読んで下さりありがとうございました。

これではあまりにアレなので、近日中にほのぼの〜な感じの話をアップしたいと思います。

追記:ほのぼの…かどうかは分かりませんが、エロなしの猫話完成しました!銀土とも土銀とも取れるデキてない二人の話です。よろしければどうぞ→

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