(1)

銀:拍手ありがとうございまーす

土:…………はぁー

銀:どうしたんだよー、ノリ悪いぞ?

 

土:いや……ちょっと、な…

銀:また「こんなダメサイトに拍手なんて」とか思ってんのか?

土:そのネタはもう前にやったからいい…だが…

 

銀:だが?ホントにお前、どうしたんだ?

土:何で俺たちがデキてなきゃなんねーんだ?

 

銀:えっ…何ソレ?銀さんに何か不満でもあんの?

土:なきゃおかしいだろ…。何で俺が万事屋と…

 

(2)

銀:何なんだよ。おめでたい拍手の場で別れ話ですか?

土:その別れ話ってのも変だろ?俺たちがいつ付き合った?

 

銀:いや…何言ってんの?今まで散々いちゃいちゃして…

土:そうじゃねェ!本物の俺らの話をしてんだよ!

 

銀:本物の俺らって…えっ、ナニ、どういうこと?

土:だから…本物っつーのは、原作の話だよ

 

銀:げ、原作って…もしや、ジャンプのこと?

土:ああ。ここの管理人はジャンプ読んでんのか?

 

(3)

銀:そりゃあ読んでるだろ。でなきゃ俺らのこと知らねーよ

土:たまに立ち読みするとかアニメをちょっと見たとかじゃねーの?

 

銀:いやいや、ちゃんと買ってるみたいよ?しかも随分長く

土:長くってどれぐらいだ?俺たちが出た頃からか?

 

銀:もっと前らしいぜ。200円でお釣りが来たこともあったのにな…とか言ってたから

土:げっ…いつの時代だよそれ。アイツ、もしかして俺らより年ぅe―――

 

(強制的に場面転換いたします:笑)

 

(4)

土:なっ何だ!?俺、さっき台詞の途中だったぞ!?

銀:オメーが言っちゃいけねェことを言うからだよ…

土:チッ…年齢のこと言われたぐらいで情けねーな

 

銀:そ、それ以上はやめよう?また強制終了されっから

土:まあ、とにかく管理人はジャンプ読んでんだな?

銀:お、おう。何でお前はそんなコト確認すんだよ

 

土:ちゃんと読んでたら、俺らがデキてるっつー設定は変だと気付くだろ?

銀:あー、そういうことね。いや、それは無理だから。諦めろよ…なっ

 

土:何でだよ!作中で一度でも互いのことを好きっつったか?言ってねーだろ?

銀:いや、それはそうなんだけどさァ…そういう主張は無駄なんだって

 

(5)

土:無駄じゃねーよ。そもそも、俺らが男好きだとかって話も一切ないだろ?

銀:あっ、その点は「男に惚れたの初めて」みたいな小説があったから大丈夫だ

 

土:大丈夫じゃねェ!何なんだよその取って付けたような設定はよ!

銀:えー、この手のサイトじゃ結構よくある設定だと思うんだけどな…

 

土:ねェよ!百歩譲ってあったとしても、何でそれが俺と万事屋なんだよ!

銀:そんなのは管理人の好みの問題なんじゃねーの?

土:はぁ?管理人の好みってなんだよ…

 

銀:アイツは、俺達がデキてたらいいなって思ってるんだよ

土:そんな理由で俺たちはくっ付けられてんのか?

銀:この世の中、そういうもんなんじゃねーの?

 

(6)

土:じゃあ上になったり下になったりしてんのは?

銀:ああ…それも管理人の好みなんだろーな

 

土:…俺たちはアイツの掌の上で踊らされているだけなのか?

銀:うーん…それだけっつーワケでもないみたいだけどな

 

土:それだけじゃないって…どういうことだ?

銀:たまにコメントなんかが送られてくんだろ?

 

土:送られてくるが…それがどうしたんだ?

銀:その中に、小説への感想とか意見とかが…

 

(7)

土:そうか!じゃあ「ちゃんとした話を書け」っつーコメントが来れば…

銀:もうちょっとマシな話が増えるかもな…期待はできねーけど

 

土:そ、そうか…コメントがまともでも書き手がまともじゃねーから…

銀:だからその辺は諦めるしかないんじゃねェ?それより拍手お礼だよ!

 

土:そうだな…あー、拍手ありがとうございます

銀:…もう既に7回拍手してくれてんだけどな

 

土:何ィ!?7回だと!?一体いつの間に…

銀:おめーがジャンプの話とかしてる間だよ

 

(8)

土:まさか今までの会話も聞かれてたのか!?編集なしで?

銀:そうだよー。ぜーんぶ聞かれてましたよー

土:そ、そんな…じゃあ皆にバレちまったのか?

 

銀:ん?バレるって…何のこと?

土:俺たちが、管理人に無理矢理デキてるフリをさせられてたっつーことを…

銀:あー、そのこと?…うん、そうだね。完全にバレちまったよ。

 

土:俺たちのことを信じてこのサイトに通ってくれていた方々は…

銀:きっとガッカリしてるだろうね。でもそうやって皆、大人になっていくんだよ

 

土:そんな簡単なもんじゃねーだろ…俺たちは読者を裏切ったんだぞ?

銀:裏切ったって大袈裟だなー。別にこれまで通り続ければいいだろ?

 

(9)

土:ダメだ!この後どんなにラブラブな話を書いたって「どうせコイツら演技なんだろ?」とか

 「楽屋では『なんでコイツとなんだよ!』ってケンカしてんだろ?」とか思われちまう!

銀:楽屋ってどこだよ…。…なあ土方、読者を裏切らないで済むいい方法があるんだけど…

土:いい方法…だと?ど、どうすればいいんだ!?

 

銀:俺たちが本当に付き合っちゃえばいいんだよ!

土:…………………はぁ!?俺たちが、付き合う?

 

銀:そっ。俺たちが付き合えば、これからの話は演技じゃなくなる

土:それはそうかもしれんが…でも、俺とお前が…その……

 

銀:俺は今までだって結構楽しかったよ?お前は100%演技だったワケ?

土:俺だって、100%演技ってワケじゃねェけどよ…。でも…

 

銀:本当に俺のこと嫌い?俺はお前のこと好きだよ

土:き、嫌いじゃねーよ。むしろ……す、好きだ

銀:土方…

土:銀時…

 

ハッピーエンド♥

 

(10)

この会話はフィクションです

実在の人物・団体などには一切関係ありません

 

というわけで、ここに出てくる銀&土もフィクションです

サイト内の二人とは一切関係ない…と思います(笑)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

(09.12.02)


ハロウィン拍手撤収に伴い、11月いっぱい拍手お礼文として置いていたものです。銀誕、ハロウィンとイベント系拍手お礼が続いたので、初心に帰ってグダグダ会話文にしてみました。

10ポチ押してしまうと暫くコメントが書きこめなくなることに漸く気付き、9ポチまでで話を完結させるようにした記憶があります(笑)。

 

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