(1)
歯医者……それは、この世で最も恐ろしい医者。

いや、あれは医者じゃねェ。ドリルを使う医者が他にいるか?医者、つったらせいぜい注射器か
メスだろ。ドリルなんて医者の使うもんじゃねェよ。口の中に入れるもんじゃねェよ!
ドリルっつーのはなァ、工事現場で地面相手にガリガリやるもんだ。
※これは個人の意見であり、歯医者並びに関係各所を批判するものではありません。


<ありのままの姿を見せてくれ!>


……タイトルの前に変な注意書きが入っていたが、とにかく歯医者なんてのは医者の道から外れた
悪魔だ。まともな神経のヤツじゃねェ。そんな所に生身の人間が行って生きて帰れるわけがない。
いくら俺がジャンプの主人公だからって、必殺技も何もない漫画だからね。悪魔にゃ勝てねェよ。

「さっきからなに一人でぶつぶつ言ってるんですか?」
「ついにボケたアルか?」
「るせェ。」

掃除機をかけながら新八が、向かいのソファで酢こんぶをしゃぶりながら神楽が話し掛けてきた。

「ちょっと読者の皆に悪魔の恐ろしさについて説明してたんだよ。」
「わけ分かんないネ。やっぱりボケたアルな。」
「なんでもいいですけど、早目に歯医者行った方がいいんじゃないですか?」
「は、はぁ!?ななな何で俺が歯医者なんかに行かなきゃなんねーんだよ!」
「銀さん……」

新八は掃除機を止めて俺の隣に腰を下ろす。

「歯、痛いんでしょ?」
「べっ別にー……」
「この前アイス食べた時、うおって叫んでほっぺた押さえてたじゃないですか。」
「あれは美味過ぎてほっぺが落ちそうになっただけですー。」
「でもあのアイス、残りは後で食べるって言ったきりずっとしまったままですよ?
痛くて食べられないんでしょ?」
「銀ちゃん、虫歯アルか?」
「ちっ違ェよ!」
「とにかく一度診てもらった方がいいですって。……この前みたいに腫れてからだと
治療する時も痛いですよ。」

この前……頬まで腫らしてしまった俺は仕方なく歯医者へ行った。そこは改造手術も施すような
酷い歯医者で……というのは皆知ってるよな?あそこから生還できたのは奇跡だった。
銀さん一人だけなら無理だったかもしれないけど、あん時はもう一人いたからね。
アイツより銀さんの方が数倍強いけど、いないよりはマシだったよ。

「銀さん、早く行って下さい。」

新八はまだ歯医者へ行けと言っている。コイツ……まさか悪魔の手先か?

「銀ちゃん、歯医者怖いんでしょ?」
「ななな何言ってんの?」
「ああ、そうだったんですか……。じゃあ、付いて行ってあげますよ。」
「私も一緒に行ってあげるヨ。」
「いっいや、怖いとかではなく、歯医者行くほどじゃねェなと……」
「はいはい……。じゃあ行きますよ。」
「終わったら酢こんぶあげるからネ。」
「テメーらいい加減にしやがれ!歯医者くらい一人で行けるわァァァァ!」

ドスンバタンと大袈裟に音を立てて俺は外へ出た。

出てしまった。

歯医者へ行くと言って出て来てしまった。

「…………」

ああああああ……何ってことを言っちまったんだ俺はァァァァ!!
悪魔の城になんか行きたくねェよ!木刀一本で悪魔に対抗できるわけねェだろ!
つーか勢いで出てきたから木刀すら持ってねーよ!生身だよNA・MA・MI!
とりあえず木刀取りに帰るか?……いや、今帰ったら歯医者が怖くて帰って来たんだと思われる。
新八も神楽も歯医者が悪魔だってことを分かってねェ。ただの医者だと思ってるから、歯医者を
怖がる俺を嗤ってやがるんだ。くそ〜……

非常に不本意ではあったが、俺は仕方なく歯医者へ向かった。


*  *  *  *  *


「……あれっ?」

歯医者の入口の前でうろうろしている怪しい男が一人……土方だ。

「よう。」
「!?……な、なんだお前か……」
「何してんの?」
「別に……」
「あ……もしかして、歯医者来たけど怖くて入れないとか?」
「ンなわけねーだろ!てっテメーこそ何してやがる!」
「俺はまあ、ちょっとした散歩的な……」
「あ?そうか……歯医者が怖いのはテメーだな?素直に言えば付いて行ってやるぞ。」
「だっ誰が!まあ、土方くんが素直に『怖い』って言えたら付いて行ってやってもいいけど。」
「俺は怖くねェよ。今から入ろうとしてたところだしな。」
「じゃあ入れば?」
「なんだ?一緒に入りたいのか?」
「お前が一緒に入ってほしいんだろ?素直になれよ。自分を曝け出せ土方。」
「テメーが曝け出せ。ありのままの姿を見せてみろ!」
「俺は平気だしー。でも土方くんの本心が聞けたら一緒に行ってやるけど?」
「俺も平気だ!だが、天邪鬼なテメーの気持ちを察して一緒に行ってやるよ。」
「だから一緒に行ってほしいんだろ?仕方ねェな……」
「だから違うって言ってんだろ……」


俺と土方は二人同時に歯医者に入り、そして無事に生還を果たした。

やっぱ、一人より二人だよな。


<終>

(2)
あれっ?もう始まってる?始まってるよねぇ!?
まさか拍手か?拍手お礼文が始まってるのか!?
銀:始まってるんだよ!なんかいきなり短編小説やってんな〜と思ってたら拍手だった!
土:はぁ!?これ、新年一発目の更新だぞ!?それなのに何の挨拶もなく始めていいのかよ!
銀:いいわけねェ!いいわけねェが……始まっちまったもんは仕方ねェ。
土:改めてここで挨拶するか。
銀:おう。

二人:拍手ありがとうございます!

土:新たな年を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
銀:……何か硬くねェ?今年もよろしくね〜、とかでいいじゃん。
土:テメーは相変わらず緩いな……
銀:オメーが堅苦しすぎるんだよ。ってことで土方くん、姫初めはいつにする?
土:バッ……拍手お礼文は全年齢対象だって何度言やァ分かるんだテメーは!!

銀:別にこんくらい大丈夫だって。姫初めの内容を事細かに語ろうってんじゃないんだから。
土:事細かに語られて堪るか!
銀:それで?姫初めはいつ?
土:だからそういう話は……
銀:いーつーでーすーか?
土:チッ……今、会ってんだから、この後じゃねーの?

銀:あらやだ。土方くんったら新年早々ヤる気満々じゃなーい。
土:何で女言葉!?
銀:いや〜、土方くんから「これからヤるぞ」なんて台詞が聞けるとはね。
土:ンなこと言ってねーだろ!
銀:言ったも同然だろ。ここから先、拍手して下さった方々は「コイツらヤるんだな」って
 思いながらお礼文を読むことになるんだぞ。
土:ならねーよ!!

(3)
ハッ!もしやこの拍手を続けてくれたら最後に姫初めが!?
ねーよ!皆さん、ありませんからね!18歳未満の方々もご安心ください。
銀:いや……土方くんはヤるときやヤる男だ。
土:だから拍手ではヤらねーって言ってんだろ!
銀:そうとも限らねェよ。何てったって今回は「変態なセリフで10のお題」後半戦だからな。

土:……そういや、その説明がまだだったな。
銀:ってことで、これがお題でーす。

変態なセリフで10のお題 配布元:Abandon
● 「今どんな下着履いてるの?」
● 「やべぇ、色んなものが出そう」
● 「な、舐めてもいいかな?」
● 「……幾ら出せばいい?」
● 「身体の一部が興奮してますが何か」
● 「ありのままの姿を見せてくれ!」
● 「変態に変態と言われる筋合いはない!」
● 「触ってくれないか」
● 「いい、それいい! 凄くいい!!」
● 「はぁはぁはぁ……」

土:前半……「身体の一部が(略)」までは前回の拍手文で書いたんだったな。
銀:そうそう。未読の方はお題部屋にある二十三代目拍手文を読んでみて下さい。
土:続きものじゃないから読まなくても大丈夫だぞ。

銀:そんなわけで、こういうお題だからきっと最後には姫初めが……
土:だから……これは、それらしいお題で全年齢文に挑戦するって趣旨だっただろ?
銀:えー、全年齢文の限界に挑戦するんじゃなかったっけ?
土:違ェよ。最初の話、読んだだろ?
銀:あー……俺達が力を合わせて悪魔に立ち向かう話ね。
土:次からもそういう感じでいくからな。
銀:へ〜い。

(4)
天人の齎す物で俺達の生活は便利にもなったが、中には迷惑な物もある。
そもそも育った環境が違うヤツらの作る物だ。この国の人間には不要な物があって当然だろう。
そんな天人の作った不要な物と地球産の馬鹿が合わさることで、大変な事件が起こるんだ。
この事件は、天人のせいなのか馬鹿な地球人のせいなのか……


<変態に変態と言われる筋合いはない!>


「ハァ〜……」

万事屋の洗面台で鏡を見詰めて溜め息を吐く。鏡に映るのは、いつもの俺の服を着た俺ではない男。
本来の自分とは正反対の黒く艶やかな髪を撫でてまた溜め息を吐いた。
一人でいたのがせめてもの救いだ。新八と神楽に見られる前にウチを出るか……。

「辰馬の野郎……」

ここにはいない馬鹿へ悪態を吐いて俺は和室に向かった。
外へ出るにしてもこの格好はマズイ。「コイツ」が着そうな服にしねェと……

「…………」

黒のスーツがあったからそれにしようと決めたところでふと思う。俺は着替えていいんだろうか……
着替えるためには今着てるもんを脱がなきゃならねェ。脱いだら、色々、見えちまう。
でっでも、男同士だし、そんな気にしなくていいよな……

俺はいつもの服を脱いでスーツに着替えた。


*  *  *  *  *


「あっあの、これ……」
「……どうも。」
「もらっていただけるのですか!?」
「ああ……」
「ありがとうございます!」

プレゼントをくれたのにお礼を言って去っていく可愛い女の子達の後ろ姿を見送り、

「天誅ー!」
「…………」
「うぐわっ!」

真剣を振り翳して向かってくる物騒な連中を洞爺湖でぶん殴って黙らせながら、
俺は「コイツ」がいると思われる場所へ急いだ。
あの薬の説明書通りなら、「コイツ」も俺を探すに違いない。


そして俺は遂に目的地―真選組屯所―へ辿り着いた。どうやって入ろうかと思案する間もなく、
門番の隊士が駆け寄ってきた。

「ご無事でしたか!」
「あっああ、うん。」
「局長も心配されてましたよ。」
「悪かったな……」
「それから、どういうわけか万事屋の旦那が来てまして……」
「ああ、ちょっと用があって呼んだんだ……」
「そうでしたか……」

門番が俺を信じて疑わないということは、「コイツ」はまだ事態を把握してねェのか?

俺は「コイツ」の部屋に向かった。

「よっ。」
「な!?」

あー、やっぱりいた。「コイツ」の部屋に「俺」が。それに沖田くんとジミーも。
俺の姿を見て、銀髪天然パーマのコイツは瞳孔開いて固まった。……「俺」でも瞳孔開くんだな。
でもよ、何で布団に入ってんだ?まあ、とにかく二人にならねェとな……

「お前ら、席外せ。」
「その前に、どうして旦那がここにいるのか説明してくれやせんか?」
「……ソイツが勝手に侵入したんだろ。」
「副長はいつ外へ出たんですか?それにその格好……」
「るせェ!今からソイツと話をするから出てけ!」
「はいはい……」
「後でちゃんと説明してくださいよ?」

渋々といった感じではあるが沖田くんもジミーも部屋から出ていった。流石は「コイツ」の体。
布団の中の「俺」は上半身だけ起こした状態でずっと俺を睨みつけていた。

「そんなに睨むなよ、土方くん。」
「……テメー、万事屋か?」
「正解。俺達、入れ替わっちゃったんだよ。」
「はあぁぁぁぁぁ!?」

そう。俺とコイツ―土方十四郎―は入れ替わったのだ。
俺は銀さんだけど見た目はコイツで、コイツは見た目銀さんだけど土方なんだ。
土方(外見は銀さん)が俺(外見は土方)のネクタイをぐいと引く。

「説明しろ。」

ドスの利いた声とキツい眼差し……ぱっと見銀さんだけどコイツはやっぱり土方なんだと
何だか楽しい気分になってくる。そしたら「俺の顔でニヤけるんじゃねェ」とまたネクタイを
引かれて俺は布団の横に座った。

「……で?」
「えっと……昔馴染みからジュースをもらって、飲んでみたら実は体が入れ替わる薬で……」
「何で俺と入れ替わった?」
「……さあ?」
「あ?」
「あー……今朝、結野アナが『今日のラッキーアイテムはマヨネーズ』って言ってて、お前の顔が
浮かんだからかも。」
「チッ……」

……というのは嘘なんだけど、本当のことを言うわけにもいかないし、かといって「原因不明」の
ままじゃ許してもらえそうもないので適当に話を作っておいた。

「ンな下らない理由で巻き込まれたのか、俺は……」
「まあ、なっちゃったもんは仕方ねーよ。」
「元凶が言うな!」
「はいはい……。ところでよ、何で布団にいんの?昼寝?」
「夜勤明けで寝てたんだよ。そしたら山崎に『副長を何処へやった』とかって起こされて……」
「ってことはさァ……お前が銀さん連れ込んだみたいになってる感じ?」
「『俺』は外から帰って来たんだ。テメーが忍び込んだと思われてるだろうな……」
「あ〜……」

不味いタイミングで替わっちゃったなァ……

「訳も分からず『旦那』と呼ばれ、触ってみれば頭はフワフワであるはずの傷が消えていて……」
「傷?もしかして俺の体見たの?いや〜ん、土方くん変態〜。」
「俺の顔で変な声出すな!つーかテメーに変態呼ばわりされる筋合いはねェ!」
「いやだって、いきなり体見るなんて……」
「確認だ、確認!テメーこそ俺の体で変なことしてねェだろうな……」
「別にしてねェし。ちゃんと、お前らしい格好で外出たし……偉いだろ?」
「……つーことは着替えたんだな?」
「あ、だからって見てねェよ?」
「……この辺に銃創あったろ。」
「こっちじゃね?」
「やっぱり見たんじゃねーか!」
「あ……」

くっそ〜、やられた!ていうかコイツ、意外と余裕あんな。もっと慌てるかと思ってたけど……
まあ、目の前に「自分」がいちゃ、状況を受け入れるしかないか。

「……元に戻れんだろうな?」
「ああ、うん。半日で戻るらしいよ。」
「半日か……」
「この後、仕事?」
「いや……」
「ああ、夜勤明けだっけ?そんならウチ来ない?」
「は?」
「どうせ寝るならウチの方がいいだろ?その姿ならさ。」
「チッ……」

真選組の連中に全部話して、二人ともここで過ごすって選択肢は与えねェ。
せっかくのチャンスだからな……

その後、俺は土方の私服に着替え、土方は俺の持って来たいつもの服に着替えて外へ出た。

「副長、どちらへ?」

門の所でジミーが声を掛けてきた。

「えっと……不法侵入者の事情聴取?」
「ハハハッ……。旦那、どうやって潜り込んだんですか?」
「……三軒目までの記憶しかねェ。」

おお……結構それらしいこと言えんじゃねェの。

「つーことで行って来る。ジミ……じゃなかった、山崎、ミントンばっかやるんじゃねェぞ。」
「はい。」

俺も精一杯土方らしく振舞って、二人で万事屋へ向かった。

姿が元に戻ったら、コイツの中で今日のことはなかったことになるんだろうけど、それでもいい。
それでも今日は、俺にとって重要なことが分かった日なんだ。



<続>

(5)
はいっ、お待ちかねの穴埋めコーナーで〜す!
おい、アイコン間違ってるぞ。
●:チッチッチ……これで合ってるんだよ。前の話、読んだだろ?
○:ここでも入れ替わってんのか?文字だけだと分かりにくいな……
●:だから台詞の前に黒丸と白丸が出てるだろ。黒丸が土方くん外見の銀さん。
○:白丸が万事屋外見の俺か……

●:そういうこと。
○:やっぱり分かりにくい……。こういうネタは漫画の方がいいんだろうな。
●:ここは文字サイトなんだからしょーがねーじゃん。
○:そうなんだけどよ……

●:前の話は「続」ってなってたけど、どうなると思う?
○:どうなるも何も……下のボタンを押せば続きが読めるだろ。
●:そんな身も蓋もない……。なんかさァ、銀さんは分かってて入れ替わった感じじゃね?
○:それも次を読めば分かるんだろ。
●:いや、だからさァ……

○:では、続きをどうぞ!
●:えっ……じ、じゃあ、どうぞ!

(6)
「歩きずれェな……」
「そうか?」

万事屋へ行く道すがら、チッと舌打つ土方(外見銀さん)に首を傾げる。

「俺は別に気になんねェけどな……あっ、股間のバズーカがデカイからか?」
「何でもソッチに持ってくんじゃねェよ。」

ぷいっと顔を背ける土方。
コイツってば、何でこんなに下ネタ苦手なんだろうな。男同士ならこれくらいフツーだろ?
それを頬まで染めちゃって……オトメか!でもこういう表情は本人の顔で見たかったな、なんて
土方が聞いたら怒りそうなことを考えていたら「この靴が悪い……」と言われた。
今、土方が履いているのは俺が服と一緒に持って来たブーツ。

「ブーツ、履いたことなかった?」
「あまり。」
「そっか……」

些細なことだけど、入れ替わらなきゃ知ることもなかったんだと思うと何だか嬉しい。
そしたら土方に「俺の顔でニヤニヤするな」と怒られた。
土方だって俺の顔でぷりぷりしてるくせに……。銀さんはもっと愛想いいぞ!
まあ、今回の件は俺が悪いからその辺は大目に見てやるけど。

そう。俺は土方になると何となく分かっていながら入れ替わり薬を飲んだ。


<触ってくれないか>


「た、ただいま……」
「お邪魔しまーす。」
「土方さん?どうしてここへ……」

出迎えた新八が不思議そうに俺(外見は土方)の顔を見る。俺がこっそり土方の脇を小突くと、
土方は新八に向かって説明―ここへ来る間に打ち合わせたんだ―を始めた。

「パチンコに行く途中でコイツと会って、依頼があるっつーから連れてきた。」
「依頼、ですか?」
「悪ィんだけど、席外してもらえるか?」
「えっ、でも……」
「分かったアル!」

危険な依頼でもするのではないかと心配する新八の後ろから、神楽が飛び出してきた。

「私も新八の家に行って明日の朝まで帰って来ないから、ゆっくり話をするといいネ。」
「かっ神楽ちゃん……?」
「ほら、早く行くヨ新八!定春もおいでー!」
「わんっ!」

新八を引き摺るようにして玄関へ下ろし、土方に「頑張るアル」と囁いて神楽は外へ出た。
神楽は多分……いや、絶対に気付いてる。俺だって確信したのは入れ替わってからだってのに、
すげェな女って……。
定春も神楽に続き、新八も渋々といった体で外へ出ていった。


「チャイナから頑張れと言われたんだが……」
「お前は幕臣だし、実入りのいい依頼だと思ったんだろ。」
「そういうことか……」

二人っきりになって、土方は明らかにホッとしたという表情を見せた。
そりゃあ、漸く「素」を出せるんだから当たり前なんだけど、土方が俺と居て安心するなんて
普段なら有り得ねェことだから、俺は今、すっげぇ貴重な体験をしてる。坂本の馬鹿もたまには
役に立つんだな……。

「夜勤明けだったよな?和室、使っていいぜ。一応、客用の布団もあるから。」
「悪ィな……」
「いやいや。元はといえば俺が変なモン飲んじまったのがいけないんだし。」
「それもそうだな。」
「……そこは嘘でも否定しておくとこだろ?」
「何でテメーに気を遣わなきゃなんねェんだよ。……布団、押し入れか?」
「そーでーす!」

土方は勝手に襖を開け、押し入れから布団を取り出して敷き始めた。
……見た目は銀さんだから、その行動に何の違和感もない。もし、いつもの土方がそんなことを
しようものなら、気が触れたのかと思うだろう。……何だろう。ちょっと、泣きそう……

「元に戻ったら起こせ。」
「はいはい。」
「勝手に出歩くなよ。」
「はいはい。」
「刀、寄越せ。」
「はいはい。」

なりきるために互いの刀も交換して差していたが、それも必要なくなったので俺は真剣を渡して
木刀を受け取った。
土方が真剣を枕元に置いて布団へ潜り込んだのを見届けてから、俺は和室から出た。



土方が寝ている隙に読者の皆へ種明かしをしておこう。
俺が飲んだのは「イレカワール」という名前の薬で、愛する者と体を入れ替える薬だ。
つまり、俺は土方のことを愛しちゃってるわけだ。

そのことをハッキリ自覚したのは実際に入れ替わってから。何となく、「そうなんじゃないかな」
と思って飲んだら「やっぱり」って感じだった。実るはずもないこの感情に絶望して、こんな薬を
作った天人と、薬を寄越した辰馬を恨んでもみたが、もやもやしていた気持ちがハッキリして
スッキリしたはした。……まあ、そのためだけに半日入れ替わるっつーのは些かやり過ぎだったな。
土方が仕事じゃなかったからよかったものの、大事な会議がある日とかだったら「ごめん」で
済まされなかっただろう。

まあでも、それはそれで大丈夫だったから今こうして二人っきりで居られるわけだし、
その辺は俺の持つ強運のおかげかなと思うことにして、この状況を楽しまなきゃ損だと思うし、
寝ている土方くんにちょっとイタズラでも……と思ったが、俺の顔だからそういう気も起きない。
けどこのままボーっとしてるのは非常に勿体ない。この機を逃したら、土方と二人でゆっくり
過ごすことなんてできねェ。何か、何かできないか……

とりあえず、用を足してから考えるか。



「……もう起きたのか?」

厠から事務所へ戻ると、土方が真っ赤な顔をして立っていた。

「お、おま……今、どこに……」
「何処って、外には行ってねェよ。厠。」
「かっかわっ……」

元々赤かった顔を更に赤くして土方は固まった。
つーか俺の顔ってこんなに赤くなるんだな。茹でダコみてェ……

「おい、どうしたんだ?オメーも行くならどーぞ。」
「信じらんねぇ……」

土方はその場で膝を抱えて丸くなった。
……えっ、なに?何が起きたの?俺、何か悪いことした?

「なあ、土方……どうした?」

よく分からねェが、俺は土方の隣にしゃがんで頭を撫でてみた。
触り慣れたもふもふ感……どうせならサラツヤヘアーを撫でたかった。

「俺、何かした?」
「人の体で厠行くとか、信じらんねぇよテメー……」
「えっ、そこ?いや、別に何もしてねェから安心しろよ。フツーに自分でクソする感覚で……」
「く……!?もう、死にてぇ……」
「おいおい、こんくらいで死ぬなよ土方ぁ……」

厠行ったくらいで打ち震える土方……これが可愛く見えるのは惚れた弱みってやつか。
俺は土方をぎゅっとしてみた。

「触んなっ!」
「まあまあ、これは俺の体なんだしいいだろ。」
「…………」
「それにな、こうして自分の体に触れてると早く戻れそうな気がする。」
「マジでか!?」

バッと上がった土方の顔(俺の顔だけど)は、まだほんのり赤かった。

「土方も俺に触ってみてくんない?……ほら。」

早く戻れるなんてのは完全にデタラメだったけど、触れ合ってると心地いいのは事実だ。
……まあ、惚れてるヤツに触れてるから心地いいんだろうな。
目の前に差し出された手に土方は恐る恐る手を重ねた。

「こうしてると、どっちがどっちに触ってんのか分からなくならねェ?」
「そうだな……」
「!!」

土方が俺の手をぎゅって……え、マジで?いや、それほど早く戻りたいってことか……

「万事屋……」
「なに?」
「テメーが飲んだ薬の名前、分かるか?」
「イレカワール、だったかな?」
「…………安直なネーミングだな。」
「そうだね……」

薬の名前を言った後の間がちょっと気になったけど、それから土方は何も言ってこないから俺も
黙ってくっ付いてた。
そしたら信じられないことに土方はその体勢のまま眠っちまった。スースーと規則正しい寝息を
立てて眠る様子を見ているうちに俺も眠くなって目を閉じた。

*  *  *  *  *

「ん……あ、あれっ?」

目を開けると俺は布団の上にいた。いつの間にか寝ていたらしい……
つーか、土方がここに運んだんだよな?どうやって?まさかお姫様抱っこってこたァないと
思うけど……どうやったにしろ恥ずかしっ!ここまで連れてこられてもグースカ寝てたなんて。

みっともない所を見られてしまったと頭を掻いてふと気付く。いつものもふもふ感!!

「土方っ!」

俺は慌てて襖を開けた。

「やっと起きたか……」
「あ、うん……」

土方はソファに座って煙草を吹かしながら新聞を読んでいた。
良かった。元に戻ったから帰っちまったかと……

「いつ、戻った?」
「さあな。……俺も少し寝てたから。」
「そっか……あ、布団、どうも。」
「おう。」
「えっと……着替える?」
「そうだな。」

バサリと音をさせて新聞を置き立ち上がると、土方は俄かに帯を外し始めた。

「ちょっ……ここで脱ぐなよ!」
「は?なに言ってんだテメー……今更だろ?人の体で厠まで行っておいて。」
「いや……」

土方はあっという間にパンツ一丁になると俺に向かってきた。

「テメーも早く脱げよ。」
「ぎゃああぁぁぁぁ〜!!」

裸の土方に迫られて(誤解を招く表現だが事実だから仕方ない)俺は思わず叫んじまった。

「何つー声出しやがる……。俺の服を返せっつってんだよ!」
「それは分かるんだけど……あ!ちょっ、そんな近付くなって!返す!ちゃんと返すから!」
「なに動揺してんだ?」
「そっそんなんじゃねーよ!……はいっ!」

俺は何とか着物を脱いで土方に渡した。

「隣っ、使っていいから!」
「変なヤツ……。ここに来る時だって同じ部屋で着替えたじゃねーか……」
「いいからお前はそっち!」
「はいはい……」

鼻で笑われた気がするけど、そんなの構ってられなかった。
だって、ここに来る時は土方が俺で……俺は土方だったけど、自分の体だからそんな見えねェし、
厠行ったのだって、特に意識してなかったし……それが、本来の姿で堂々と見せられたら
恥ずかしくもなるだろーよ……。

「風邪ひくぞ。」
「うわっ!」

瞬く間に着替えを終えた土方が隣の部屋から出てきた。いつもの土方だ……。
そういえばさっきまで俺の服着てたんだよな……。あー、レアな姿をもっと堪能しとくんだった!

「……まあ、バカだから平気か。」
「へっ?……ち、違ェよ!今から着ようと思ってたんだよ!」

温もりの残る服にドキドキしながら袖を通していると、土方が「じゃあな」と言った。

「えっ!あ……おう。迷惑掛けて悪かったな。」
「おう。」

短く返事をして土方は玄関へ向かい、少しして玄関の戸が開く音とまた閉まる音がした。
土方がいなくなった途端、急に部屋が冷えたように思えて、俺は急いで服の前を留めた。

「……あれっ?」

その時、左胸に覚えのない痕が付いているのに気付いた。直径一センチ程の赤い痕。
虫刺されでも痣でもないその痕はまるで……

「いやいやいや、それはナイ。」

思い浮かんだ可能性は即座に打ち消してみたものの、やはりソレにしか見えないし、ソレだと
したら原因は土方しか考えられなかった。
思えばこれは着流し一枚なら見えてしまうが、いつもの服装ならギリギリ隠れる位置。
だが、土方はこういう類のイタズラをする人間ではない。

「あの時……」

俺が薬の名を口にした時、土方の様子が少し変だった。もし、土方がこの薬を熟知していたら?
愛する者と入れ替わるというこの薬を……。仕事柄、知っていても不思議はない。
それで俺の気持ちに気付いてこれを……それは考え過ぎか?いやでも、普段の俺達からすれば
元に戻った瞬間ここを出て行くのが妥当じゃないか?俺が寝てようが何だろうが、着物剥ぎ取って
帰ってもおかしくねェ。それなのに、布団に寝かせてくれた揚句これを……

えぇい!考えたって分からねェ!本人に直接聞いてやる!!

俺は素早く服を着て外へ飛び出した。

「そんなに慌ててどうした?」
「―っ!?」

玄関を出ると、階段と逆側の柵に土方は凭れて煙草を吸っていた。

「タイムセールでもあんのか?」

ニヤニヤと笑うその顔で確信した。コイツは分かってる。全て分かった上でやったんだ!

「……話がある。入れ。」
「おう。」

俺は今、すげぇ赤い顔をしているだろう。俺の顔が茹でダコみてェに赤くなれるのは、
土方が俺だった時に知った。きっとあんな……もしかしたらもっと赤いかもしれない。
言わされた感じがちょっと癪だが、背に腹は替えられねェ。

俺は大きく深呼吸して土方の方を向いた。

「俺、お前のことが――」



<終>

(7)
……恥ずかしい話だな。
どこが!?銀さんの純愛ストーリーだっただ ろ?
土:「純愛」って時点で恥ずかしいだろ……
銀:テメー……銀さん視点だったからって余裕ぶりやがって!本当は銀さんのことずっと前から
 好きだったんだろ?
土:ここはそういうサイトだからな……
銀:そういうことじゃねー!

土:あーはいはい……好きだ好きだ愛してる。(棒読み)
銀:何つームカつく告白!
土:いいから次に行こうぜ。
銀:おいっ!もっと真面目に話せよ!
土:どうせ穴埋めコーナーなんだから、短くていいだろ。
銀:何?早く次に行きたい理由でもあんの?

土:いや。こうしてダラダラ喋ってるよりは短編小説の方がマシかと……
銀:あっ、そろそろ姫初めの話か?
土:それはねェ。
銀:いや〜、意外と次ポチッと押したら画面が暗くなって「ここから先18歳未満の方は……」
 とかって注意書きが出るんじゃね?
土:……今、テメーが言ったってことはナイな。

銀:やると思わせておいてない……と思わせておいてやるとか?
土:まあ、ねェとは思うが期待しないで次へ行ってくれ。
銀:願えば通じる、かも?
土:いや、無理だろ。
銀:やっぱ無理か……

(8)
「あけましておめでとう?全っ然めでたくねェんだよ!この世界はサ○エさん方式で
年取らねェって言っただろ!年賀状出したヤツは死刑って言っただろ!何で懲りもせず出して
きやがるんだよぉぉぉぉぉ!!」
「いいから書けヨ。」
「口動かす前に手を動かしてください。」

元日の万事屋。届けられた大量の年賀状に嘆く銀時と、それを冷ややかに見つつ年賀状作成に
勤しむ子ども達。いつもの正月の風景であった。

「本当さァ……なに考えてんだろうね、コイツら。資源の無駄だよ、無駄。」
「いいから書けヨ。」
「口動かす前に手を動かしてください。」
「…………」

年賀ハガキにせっせと筆を走らせる子ども達はまるでダメな大人を相手にする気もないのか、
先程と全く同じ言葉が返ってくる。

「あー、いいよ!そんなに年賀状が好きなら勝手にしろ!」
「あっ!」
「ちょっと銀さん!」

銀時は半纏姿のまま家を飛び出した。


<いい、それいい! 凄くいい!!>


暫く家には戻れない銀時が避難場所に選んだのは恋人の元。いつもと異なる銀時の出で立ちに、

「ガキ共に家、追い出されたのか?」

土方は憐れみたっぷりに言った。

「ちっげェよ!あそこは俺ん家だ!俺が追い出されるワケねーだろ!」
「まあ入れよ。」

どうにも信じてもらえてないと銀時は、廊下を歩きながらも言い訳を続ける。

「今夜、約束してただろ?お前が喜ぶと思って早く来てやったんだよ。」
「あー、嬉しい嬉しい。……ついでにちょっと手伝え。」

少しも心のこもっていない喜びの言葉に唇を尖らせつつ、銀時は尋ねる。

「お前、今年は珍しく元日に休み取れたって言ってたのに仕事してんの?」
「仕事じゃねェ。」
「へっ……?」

いつものように土方の私室へ通された銀時が目にしたのは、自宅で見た量の数倍は下らないと
思われる年賀状の山。

「なに、これ……」
「年賀状だ。」
「それは見たら分かるって。……これ、全部お前の?」
「ンなわけねーだろ。組全体の分だ。」
「全員分が、何でお前の部屋にあんの?」
「仕分けてた。」
「一人で?」
「ああ。」
「毎年やってんの?」
「手の空いた隊士達で、な。」
「そんで非番のお前がやってると……なるほどね。でも、他に休みのヤツいねェの?」
「俺以外で非番の連中は皆帰省しててな……ってことで手伝え。メシ奢ってやるから。」
「仕方ねェな……」

年賀状は既に土方が隊ごとに分けていたらしく、銀時はそこから更に隊士別に分ける作業を
手伝った。年賀状が嫌で家を出てきたというのに、結局年賀状の手伝いをさせられるとは……
世の中、上手くいかねェなと銀時は独りごちた。


*  *  *  *  *


「ハァ〜、終わった!ちょっと早いけど飲みに行こうぜ。」

銀時はう〜ん、と伸びをして凝り固まった体を解した。
隊士全員分の年賀状を仕分けるのはかなり時間がかかり、昼過ぎに屯所を訪れたというのに、
もう夕刻近くなっていた。

「ちょっと待ってくれ。返事を書かなきゃなんねェのが何枚か……」

自分の年賀状の束に目を通しながら土方が言った。
年賀状を出さなかった者から届いたのであろう。土方は文机のパソコンの電源を入れた。

「すぐ終わるから、そこの饅頭でも食って待ってろ。」
「へーい……」

土方の背中を視界に入れつつごろりと寝そべり、銀時は「真選組まんじゅう」と書かれた箱を開けて
中の饅頭を一つ、口に放り込んだ。
銀時がその饅頭を咀嚼している間に、土方は年賀状を傍らに置いてパソコンのキーをカタカタ鳴らし、
少し離れたところに置いてある印刷機が鳴り、そして「行くか」と立ち上がったものだから
銀時は面喰ってしまった。

「……年賀状は?」
「終わった。あとは投函するだけだ。」
「嘘言うなよ。何も書いてなかっただろ?」
「仕事関係は全部印刷で済ませてるからな。」
「印刷?」

土方が印刷機から取り出した年賀状を銀時はひょいと覗き込む。そこには確かに、両面きれいに
印刷された年賀状があった。

「何これ!?こんだけの枚数、これっぽっちで書けんの!?」
「そういやお前、パソコンもねェし外注もしねェで全部手書きだったな……」
「いいなァ……それ、いいなァ。凄くいい!」
「……買わねェぞ。」
「何でだよ!お年玉代わりにさァ……」
「テメーで働いて買え。」
「ケチぃ〜。……あっ、今夜サービスするからってのはどう?」
「いらねェよ。つーかテメーはいつでもノリノリじゃねェか。」
「ああ、そーですね。ストイック土方くんは、いつもクールに決めててノリが悪いですね。」
「あ?上等だコラ。俺の本気を見せてやる!新年早々、泣いても知らねェからな!」
「おー、やってもらおうじゃねェの。返り討ちにしてやるよ。」


元日の真選組屯所。恋人達は仲良く喧嘩しながら繁華街へと向かっていった。



<終>

(9)
……繁華街に行ったっつーことはこの後姫初めだな。よしっ、姫初めの話完了!
これは年賀状の話、だろ?
銀:どっちも年初めだし、似たようなもんだろ。
土:全然違うと思うぞ。
銀:まぁいいからいいから。この後の展開は、皆様のご想像にお任せです。

土:続きを考えてない時の常套句だな。
銀:敢えてだよ。全年齢対象にするために敢えてここで終わったの。
土:拍手お礼だから一話一話が長くても読むのが大変か……
銀:そうそう。ここまでで既に九回拍手してくれてるからね。
土:じゃあ次が最後のお題だな。

銀:いや。課題はさっきのでクリアしてるよ。
土:まだ最後の一つが残ってたはずだ。確か「はぁはぁはぁ……」だったか?
銀:だからそれはもうクリアしてるんだって。
土:今までの話の何処にもそんな台詞はなかったはずだ!
銀:それがあるんだな……。もう一度、初めから読み返してみると分かるよ。
土:拍手は戻れねェだろ。

銀:あ、そうか……。あれっ?これって暫く経ってからまた拍手させる作戦?
土:チッ……みすみす管理人の思惑に乗せられてんじゃねェよ。
銀:ど、どうしよう……
土:拍手はあと一回あるんだ。次に答えか、分かりやすいヒントを載せときゃいいだろ。
銀:それもそうだな。ってことで管理人、ちゃんとやれよ!
土:俺達はここでお別れです。お付き合いくださりありがとうございました。

(10)
☆ありがとうございました☆





最後のお題「はぁはぁはぁ……」のヒント、というかほぼ答えです。
各拍手の冒頭(記号、画像は除く)を並べると……

 (1)歯医者……
 (2)あれっ?もう始まってる?
 (3)ハッ!もしや
 (4)天人の齎す物で
 (5)はいっ、お待ちかねの
 (6)歩きずれェな
 (7)恥ずかしい話
 (8)あけまして
 (9)繁華街に行った
 (10)ありがとう



実は前回の拍手お礼文も……

(12.04.02)


2012年1月〜3月の拍手お礼文でした。10ポチ目に書いてあるとおり、最後のお題「はぁはぁはぁ……」に向けて前回(23代目)の拍手文からずっと

「は」始まりと「あ」始まりを交互に書いてました。そんなわけで、拍手文2回分使って、お題コンプリートです!

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

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