今日こそ、今日こそは俺がリードしてセックスするんだ!!
今度こそ二回目だから
「土方!ホテル行こう!」
「お、おう…」
土方と会うなり銀時はホテルに誘い、ベッドへ押し倒した。
その迫力に圧倒されて土方はされるがままになっている。
「ぎ、銀時?」
無言で土方の服を脱がせ、一物を咥えようとする銀時を流石に制止する。
「今日はお前、横になってればいいからな。」
「いや、しかし……」
「騎乗位キライ?」
「そういう問題じゃなく……何か変だぞ。」
「何が?」
「目が据わってるし……」
「今日の俺はヤる気に満ちてんの!悪い!?」
「そういうことなら、いいんだけどよ……」
どうも釈然としなかったが、前回最後までいかなかったしそういう日もあるかと、土方は銀時の
やりたいようにさせることにした。
銀時は土方のモノを咥え、育てていく。
「んっ、んっ、んっ……(あー、やっぱ土方のチンコでけェな…。入るかな……いやいや、ビビるな俺!
大丈夫!俺はやればできる男だ!!)」
「(相変わらず動きが硬ェな……やっぱ、無理してんのか?)銀時。」
「な、何?」
「俺も、お前に触りてェんだが……いいか?」
「い、いいけど。」
「じゃあ、服脱いでそっち向いてくれるか?」
「……シックスナイン?」
「嫌か?(経験の少ねェコイツには厳しかったか……)」
「別に…いいよ。(やってみてェんだろうな…。恥ずかしがってる場合じゃねェ!)」
互いに相手のことを「あまり経験がない」と思い込んでおり、そのために銀時は自分がリードしなければ
ならないと意気込んで緊張し、それを土方は初心ゆえだと思っていた。
銀時は勢い付けて服を脱ぎ、土方の顔を跨いでもう一度一物を口に含んだ。
「んっ、んっ、んあっ!!」
土方に一物を吸われた途端、銀時は背を仰け反らせて喘いだ。その拍子に銀時の口から土方のモノが
外れてしまう。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
一物を吸われる度、銀時の身体から力が抜けていき、土方のモノを咥えるどころではなくなってしまう。
土方は落ちそうになる銀時の腰を支えつつ口淫を続けた。
(ヤバイ……ヨすぎて動けねェ。)
(大分、緊張が解けたみてェだな。)
土方の指がゆっくりと銀時のナカへ挿入された。
「あ、あ、ぁ、ぁ……」
ガクガクと膝が震え、銀時は土方の支えなしには姿勢を保つのが難しくなってくる。
「ひぁっ!あっ!あぁっ!」
指の腹が前立腺に当たると銀時は土方の脚にしがみ付いて喘ぐしかできない。
土方のモノは完勃ち状態のまま、銀時と自分の身体に挟まれていた。
「ああっ!あっ、はぁっ!」
「銀時……もういいか?」
「えっ、なに?」
口と手を銀時の下半身から外し、土方は銀時の下から抜け出る。
支えを失った銀時はベッドの上へ突っ伏した。
「悪ィ……もう我慢できねェ。」
「え?あ……」
うつ伏せのまま尻だけを高く上げさせられて、銀時のアナルに一物の先端が宛がわれる。
そしてそれはズブズブと肉をかき分け、銀時の内部へと侵入する。
「ハッ…あ……あぁっ!?」
半ば程まで挿入したところで土方は銀時の一物を握り、その手を前後に動かした。
「ま、待って!それ…変、に、なるぅっ!!」
「余計なコト考えずに感じてろ。」
前からも強い刺激を与えられて銀時は間もなく吐精し、そのまま意識を手放した。
結局リード出来なかったが、繋がれたことに安堵する銀時と、強引にコトを進めてしまったと
反省しつつも銀時の乱れる様が見られてホッとした土方。
二人の勘違いは解消されぬまま、幸せな付き合いを続けていくのだった。
(11.07.20)
「二回目だから」を書いた時に、「忘れた頃に続きを書くかも」とか書いたのですがその通りになりました^^; 前作書いたの去年の11月です。
そしてNo.69なのでシックスナインです(笑)。この二人は勘違いしたままで意外と上手くやっていけるような気がします。
あまり記念っぽい話ではありませんが、この小説は当サイト二周年記念小説(土銀版)でございます。楽しんでいただけましたら幸いです。
というわけで、全然二周年と関係ない話になりましたが二周年ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
追記:続きを書きました。→★
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